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2018年01月11日
No.10000459

ダイナムが初の受動喫煙対策店
『ダイナム宮城仙台一番町店ゆったり館』を完全分煙化

ダイナムが初の受動喫煙対策店
宮城県では初となる完全分煙店舗『ダイナム宮城仙台一番町店ゆったり館』

ホール内を全席禁煙にして、喫煙専用室を設けた受動喫煙対策店『ダイナム宮城仙台一番町店ゆったり館』が昨年12月26日に誕生した。コンセプトは、「たばこを吸う人も吸わない人も快適に」。喫煙者・非喫煙者の双方に遊技を快適に楽しんでほしいとの想いから完全分煙に踏み切った。

同店は2014年にオープンした既存店。完全分煙を実施するため、12月に二度店休してリニューアルオープンさせた。

店内には約10人が利用できる19平方メートルの大型喫煙ルームを完備。喫煙者の居心地の良さを考えて、喫煙ルーム内にはソファー、腰掛椅子などを設置している。また、店内には空気清浄機を導入し、ホコリや花粉対策を施すなど徹底した店内空気環境の改善に取り組んだ。

完全分煙化に踏み切った理由は、「受動喫煙対策という社会の流れのなか喫煙者のお客様から理解を得られたことが大きな理由でした」(山﨑規雄ストアマネジャー)

19平方メートルの大型喫煙ルーム


パチンコ遊技者の喫煙率は高い。そのため遊技フロアの完全禁煙に踏み切れないホールは多い。そこで同店では、完全分煙化実施にあたり、来店客に対して喫煙に関するアンケートを実施した。

「ヘビースモーカーだが、遊技中はキレイな空気が良い」(40代男性)
「自分のタバコは良いが他人のタバコの煙は気になる」(30代女性)
「加熱式タバコに切り替えてから、普通のタバコのニオイが嫌だ」(50代男性)

アンケートの結果、喫煙者でも非喫煙者と同様にタバコのニオイを嫌がる傾向があることがわかった。加えて、同店では喫煙者の1割以上が加熱式タバコを利用。完全分煙にすることが、喫煙者・非喫煙者の双方にとって良いことだと判断した。

完全分煙化後も多くの来店客で賑わいを見せる



「完全分煙化したことで、タバコのニオイを気にする女性客やノンユーザーの方にも気軽に立ち寄っていただける環境になりました。パチンコに興味はあるけど、入りにくいと考える方は、トイレを借りに来るくらいの気持ちで入店していただければと思います」(山﨑ストアマネジャー)

ダイナムでは、厚生労働省が推進する受動喫煙対策のため、20年までに受動喫煙対策店舗の拡大を積極的に行うという。

喫煙での離席を示すカードが用意されている