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2017年06月01日
No.10000170

全日遊連
ホール駐車場での乳児死亡を受け緊急通達
山口県内のホールで事故発生

全日本遊技事業協同組合連合会は6月1日、5月11日(木)に山口県内の組合員ホールの駐車場でワンボックスカーの車内に放置された生後2カ月の乳児(女)が死亡したという事案が明らかになったことを受け、子どもの事故防止対策の徹底について傘下組合および関係団体に緊急通達を発出した。

報道等によれば、保護者は同日午前10時ごろから午後3時40分ごろまでの間、ホール駐車場にクルマを停め、エンジン停止中で窓を閉め切った車内後部座席に乳児を放置したまま遊技に興じ、その後、異変に気づき消防に通報したものの、死亡が確認されたという。

当日の隣接地域の最高気温は25.7度で、警察では事案発生の翌日、乳児を熱射病で死亡させたとして保護者を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕していた。

全日遊連によると、事案発生当初、逮捕された保護者は駐車場所について曖昧にしていたという情報があるという。
なお、昨年ホールが駐車場巡回で子どもの車内放置を発見し、事故を未然に防いだ案件は26件34人だった。今年は4月と5月の2カ月で13件18人の報告があるという。