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2017年06月21日
No.10000194

日遊協
庄司会長「やるべことを実行」
通常総会を開催

日本遊技関連事業協会は6月20日、東京都新宿区のハイアットリージェンシー東京で通常総会を開催した。

冒頭挨拶で庄司孝輝会長は、昨年末までに検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機約72万6000台を撤去・回収できたのは、「業界が結束した証」と振り返りつつ、新基準に該当しないパチスロ遊技機の段階的な削減などについて言及。「着実にやるべきことを実行していく」と述べた。このほか喫緊の課題である依存問題対策や受動喫煙防止対策についても、「団結して乗り切りたい」と抱負を語った。

庄司会長


総会では退任した理事を補充するための臨時理事会が開かれ、新たな副会長に榎本善紀氏(京楽産業.)、小林友也氏(北電子)、新理事に岩堀和男氏(サミー)、小野直彦氏(タイホウコーポレーション)、小塚英治氏(大一商会)、常務理事に浜田昭文氏(事務局)がそれぞれ就任した。退任した大饗裕記前副会長(アス・ワン)、兼次民喜前副会長(オリンピア)、筒井公久前副会長(SANKYO)、内ヶ島隆寛前理事(高尾)、山口悟前理事(京楽観光)は相談役に就いた。

議案審議後には、警察庁生活安全局保安課の小柳誠二課長と津村優介課長補佐が臨席。小柳課長が行政講話を行った。
 
小柳課長は「パチンコへの依存問題対策」「射幸性の抑制に向けた取り組み」「くぎ問題」「遊技機の不正改造の絶無」「遊技機の流通における業務の健全化」「賞品買取の禁止、取り揃えの充実、適切な賞品提供」「広告宣伝費等の健全化の徹底」「置き引き対策」などについて警察庁の見解を示した。


※文中にある大饗(おおあえ)裕記氏(アス・ワン)の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。