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2017年06月28日
No.10000204

阿部理事長、規則改正に言及
全日遊連

全日本遊技事業協同組合連合会は6月23日、都内ホテルで通常総会を開催。阿部恭久理事長は冒頭の挨拶で、IR推進法の成立以降、業界が最優先で取り組んできた依存問題対策について振り返り「この問題にホールの現場が積極的に取り組むことが、わが国の大衆娯楽の雄としての原点回帰に向けた決起につながるものと確信している」と述べた。

のめり込みを未然に防ぐために各店舗に複数名配置することを想定している「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」に関して、8月までに約4000人のアドバイザーが輩出される予定だとし、今後については「各都府県方面組合による講習会の開催に移行し、早期に全国の店舗にアドバイザーが配置されることを目指す」とした。

阿部理事長


また6月19日に警察庁から業界6団体に示された規則改正の概要についても言及。「改正の趣旨は、依存防止対策を推進する内容が中心となっている。今後はホール、メーカーともに新規則に沿って進んでいかなければならない」と述べたほか、「業界は大きな岐路に立っている。社会からの信頼を得るために必要なことは、真摯に業界の問題に向き合い、粛々と改善に向けた取り組みを継続すること。そうした積み重ねがやがて業界にとって大きな力を生むことになるだろう」とし、依存問題対策の推進への協力を呼びかけた。

なお、役員の補充では、佐賀県遊協理事長の新冨和紀氏と沖縄県遊協理事長の當眞嗣正氏を理事に選任した。