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2017年07月20日
No.10000234

全日遊連
RSNへの社員出向に手応え
今後の人選は公募へ

全日本遊技事業協同組合連合会は、依存問題への取り組み強化として5月から進めてきたリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)への社員の出向について、出向社員の公募を実施することを決めた。各都府県方面遊協ごとに1人以内の応募者を推薦しRSNと相談の上で人選していくという。7月19日に行われた全国理事会で募集方法などを報告した。

5月から出向しているのは東京と大阪のホールから各1人の計2人。沖縄県のRSNでのめり込みの問題を抱える本人や家族からの電話相談に対応し、7月末で3カ月の任期が終わる。次の出向社員は愛知と岡山のホールから各1人出向することが決まっている。

理事会後の記者会見で大野春光副理事長は、阿部恭久理事長が沖縄へ出向きRSNの西村直之代表と会談した内容に触れ、「西村先生から、出向社員の2人が成長されて戦力になっていて、この2人が同時に抜ければ大幅な戦力ダウンになるので期間を考えてもらえないかという要請があったことから、ひとりの方は任期をもう1カ月延ばした」と説明。今後は1人ずつ交代で入れ替わる体制にすると報告した。

大野副理事長は「西村先生からそういうご依頼が来たということは、当初の目的である、パチンコホール従業員をRSNに出向させることによる戦力増強の成果がでてきたことの一つの証明にもなる」と手応えを示した。