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2017年09月08日
No.10000290

グローリー&北電子 セミナーと展示会を開催
低射幸性時代のホール経営を提案
遊技客の動向を見える化 「遊動」に注目集まる

低射幸性時代のホール経営を提案
セミナーには200人超のホール関係者が参加

グローリーナスカと北電子は9月に東京、大阪、名古屋の3都市でセミナーと展示会共同開催する。その第1回目が9月7日、都内のグローリーナスカ本社で開催された。今回の展示会の目玉商品は、遊技客の動向を見える化する「遊動」だ。

グローリーの会員管理システム『P・BANK EXSIM』およびICカードシステム『G8 EXSIM』と北電子のホールコンピューター『VORFORCE』との連携によって、遊技機で遊んだ人数や消費金額、遊技時間、会員分析の課題だった非会員の動向などを数値化。従来の遊技機データからは見えなかった指標、さらに従来の会員管理では分からなかった非会員のデータも蓄積、戦略立案に役立てることができる。

セミナーではグローリーナスカと北電子の遊動プロジェクトチームがホールでの「遊動」データをもとに、ホール経営のヒントを提案。新台の評価を早い段階で予測できる「遊動アウト」、自店への来店動機となっている人気機種を分析する「初遊技」、機種配置の指標となる「遊動相関」などについて解説した。

グローリーナスカの井寄義孝社長は「『遊動』は規則改正後のホール経営に役に立てる商品だと自負している。今後も北電子とのコラボレーションを密にして、低射幸性時代に必要とされる商品を提案していきたい」と意気込みを語った。

北電子の小林優副社長は「本格的な低射幸性時代に突入する今後は、お客様のニーズを的確に捉えていく必要がある。『遊動』は、このニーズを数値で示し様々なホール運営に活用できる」と述べた。

このほか、セミナーではPOKKA吉田氏が「業界最新情報」のテーマで講演。規則改正などについて詳しく解説した。このセミナー&展示会は12日に大阪、22日に名古屋で開催される。

低射幸性時代に業績を上げるための顧客分析システム「遊動」に注目が集まった