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2017年11月14日
No.10000382

マクロミル ゲームに関する調査
スマホゲームの頻度増加
「ほぼ毎日」が5割超

スマホゲームの頻度増加

リサーチ会社大手のマクロミルが、国内のゲームに関する実態調査を行い、普段のゲームのプレイ頻度や好きなゲームのジャンルなどを明らかにした。「スマートフォンゲーム」のプレイ頻度が突出して高いことが分かった。

普段するゲームとして最も多かったのが「スマートフォンゲーム」で58.6%。「家庭用ゲーム」(38.8%)とゲームセンターでのアーケードゲーム(38.4%)が同程度の参加率で、PCでのオンラインゲームは21.9%にとどまった。
ゲームをプレイする頻度は「スマートフォンゲーム」が突出して高く、「ほぼ毎日」が53.2%。約8割が「週1回以上」プレイするなど、あらためて「手軽にアクセスできるゲーム」ということを示す結果となった。

参加率が同程度の「家庭用ゲーム」と「ゲームセンターのアーケードゲーム」のプレイ頻度を比較すると、「家庭用ゲーム」は約4割が週に1日以上の頻度でプレイしている。一方で「ゲームセンターのアーケードゲーム」は約7割が「月に1日以下」の頻度。スマホゲームプレイヤーや家庭用ゲームプレイヤーと比べて、アーケードゲームプレイヤーのプレイ頻度が少ないことが分かった。

ここ1年でのプレイ頻度の変化でも「増えた」と回答したのは「スマートフォンゲーム」が最も多かった。一方で「アーケードゲーム」は53.9%が「減った」と回答した。

「次回作が気になるゲームシリーズ」では、最も多かったのが「ドラゴンクエスト」で43.4%。以下「スーパーマリオ」(34.0%)、「ファイナルファンタジー」(33.6%)、「モンスターハンター」(25.1%)、「ゼルダの伝説」(21.7%)、「ポケットモンスター」(21.7%)、「バイオハザード」(20.0%)と続く。好きなゲームジャンル(選択式で1位から3位まで回答)は「ロールプレイングゲーム」が最も支持を集め、32.8%が「1番目に好き」と回答した。

なお、近年ゲームにも利用されている「VR用端末」の所有状況を尋ねたところ、所有している人はわずか11.9%だった。所有していない人に、今後の購入意向を聞いたところ「是非購入したい」が7.5%、「やや購入したい」が19.0%と、購入意向割合は3割未満にとどまった。男女別にみると、男性の方が購入意向を示す割合が高い。


この調査は9月27日と28日の2日間。調査対象は全国15歳から59歳までのモニタ会員。性別、年代は平成27年国勢調査をもとに人口動態を割りつけた。