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2017年12月05日
No.10000416

セガサミーホールディングス
セガサミーと京都大学が共同研究
ギャンブル依存症の発生メカニズム解明を図る

セガサミーホールディングスは12月5日、京都大学と共同でギャンブル依存症のプロセス研究を行うことに合意したと発表した。研究は海外で実際に営業中のカジノ施設におけるプレイヤーのプレイデータを収集・分析することにより、人が危険な賭けに至る前の前兆を明らかにし、ギャンブル依存症の発症メカニズムの解明を図ることを目的とするもので、京都大学こころの未来研究センター(センター長=吉川左紀子教授)において2021年3月まで行う。

共同で発表したプレスリリースでセガサミーは「既存のカジノ運営ではなしえなかったカジノ施設内での全プレイデータを収集する仕組みを鋭意開発している」とし、これを本研究成果と結びつけることにより「依存症の兆候がみられるプレイヤーを早期に発見し、深刻化を未然に防ぐ仕組みの確立を目指す。あわせて施設利用時における自制・抑制を促す施設オペレーションを確立することにより、啓発、予防から医療機関等による治療と連携まで一貫した体系的なギャンブル依存症対策の構築を目指す」としている。

セガサミーグループは今年4月に韓国・仁川広域市に韓国初の統合型リゾート『パラダイスシティ』を開業させている。