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2018年05月10日
No.10000617

全日本社会貢献団体機構
ホール業界の社会貢献活動を報告
年間拠出総額14億円超

全日本社会貢献団体機構(AJOSC)は4月24日、全日遊連全国理事会において、2017年に行われた遊技業界による社会貢献・社会還元の実施状況を報告した。

AJOSC、全日遊連、各都府県方面遊協、各支部組合、各ホールが17年1月から12月までに行った社会還元拠出の総額は14億1202万2421円(1万1383件)だった。前年より約2.8億円少ないものの、件数は121件増加した。内訳は現金が約11億円で、物品が約3億円。

拠出元はホールが約6億5800万円(46.6%)で最も多く、各都府県方面遊協の約4億6900万円(33.3%)が続いた。拠出内容では社会福祉(32.1%)、地域貢献(28.7%)、青少年育成(12.7%)、防犯(12.7%)の順で多かった。前年と比べると地域貢献の割合が8.7ポイント増加した。



AJOSCの榊原光裕専務理事は理事会後の会見で、「16年は熊本地震への義援金が2億4517万円あった。17年は経営的に厳しかったと思われるが、社会貢献・社会還元活動は例年どおりに実施された」「物品による地域貢献への拠出が多く見られたのが件数増の背景」と説明した。

全日本社会貢献団体機構は全日遊連が母体となり、全日遊連傘下組合の社会貢献活動の普及と促進、広報を目的として05年に設立された。