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2021年02月03日
No.10002133

店舗美観と感染症対策 ~メッセ(東京都)
「ガサツチェックコンテスト」優秀法人に学ぶ!

メッセホールディングス 人事総務部人事課の八木橋佳代子さん

グローバルアミューズメントが2020年8月後半~11月に実施した、店舗環境評価のスコアを競う『ガサツチェックコンテスト2020全国大会』で高い評価を得た法人は、どのように店舗環境向上に取り組んだのか。

「お客様にとって快適な店」とは、店舗環境が良いストレスが少ない店。ゴミ、汚れがないことはもちろんのこと、従業員の姿勢、掲示物の傾き、収納棚の扉の開け放し、什器の破損といった、店内の「ガサツ」さがストレスの要因になる。2020年は店舗のガサツさは、来店客に「感染症対策が徹底されていない」という印象を与えることになったため、ガサツさを払しょくすることはかつて以上に重要度が高まった。


メッセが2018年に『ガサツチェックコンテスト』に初参加したときは、全社平均点は平凡なものだった。それがこの3年間で劇的に店舗環境のレベルを高め、2020年は「法人賞」のほか、最優秀店舗賞である「ダイヤモンド賞」、「金賞」、「グッド店」を獲得した。


人事総務部人事課で育成責任者の八木橋佳代子さんはこの成果を次のように語る。

「会社として『経費最小、効果最大』、『時間最小、ES最大』をスローガンに『経営理念、経営指針の実現に必要なこと以外は捨てる』ということに取り組んでいます。店舗環境の改善も仕組み化し必要なことに集中した結果だと思います。取り組みの見える化や失敗事例も共有したことで、『快適な店舗環境』の基準が明確になったことが急速に改善できた要因だと思います」



各店舗が毎週、廃棄物、改修箇所の写真、清掃の仕方を記録。月に1度、集中美化箇所を各店が決め、該当箇所の事前・事後の写真を添えた報告書を作成。これらをイントラネット上で全店舗が共有している。評価が低かった店舗については、店長会議などで『どうすれば改善できるか?』という視点でアイデアを出しあってきた。


同社は、従来から行っていた従業員同士の「ありがとうカード」を18年にデジタル化(ポイント付与・残高管理をオンライン化)し、褒賞のテーマを、「ありがとう」「接客」「清掃」の3つに分類した。清掃活動で活躍したスタッフには「清掃コイン」が贈られる。毎月、店舗内で各コイン獲得数が多い従業員が表彰され、半期に1度、全社の中から優秀者が選ばれ表彰される。


店舗美観、店舗環境の快適さは同社にとって、どのような意味があるのだろうか。

「従業員にとって、店舗美化に取り組むことは人材育成、心の育成だと考えています。働く環境が快適になれば働く皆が気持ちよくなり、本人も家族も誇れる場になるはず。もうひとつは、お客様が誇れる居場所づくりを実現したいと考えているためです。お客様に認めていただければ、いずれ地域の方々、世間にも伝わるはずですから。また、これは意図していたことではないのですが、『ガサツチェック』に取り組んだ副産物として、従業員からの提案が非常に増え、社内の情報の流通量が増えました。これは大きな成果です」