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2023年07月07日
No.10003645

アルコム 『タイルカーペット』『磨きタイル』『減速ロードハンプ』
集客力強化に役立つカーペットと減速帯
短工期で店舗イメージ向上に貢献

集客力強化に役立つカーペットと減速帯
A/円形島やR島のコーナーでも短時間で施工が可能

コロナ禍が収束に向かい、ホールのリニューアルやグランドオープンも増加の兆しを見せている。アルコムのタイルカーペットは、短工期・低予算で行う部分リニューアルにも効果的。最短で店休日なしでも店内のイメージを一新することができる。

写真は今春、関西エリアの大型店・A店でタイルカーペットを施工した事例だ(写真A・B)。まず、古いタイルを剥がし、新しいカーペットの接着面をきれいにした(写真C)。依頼から施工、リニューアルオープンまでの期間が短かったことと浮島だったことから、R島に接する部分は現場合わせで格子状に敷いた。直線島・R島共にホールチェアの足元部分は、元の規格のまま生かした。施工までの期間に余裕があれば、R島のラインに合わせ、足元までタイルカーペットを隙間なく敷き詰めることも可能だ。写真Dは他のホール・B店の施工例だが、このように異なるタイルカーペットをシームレスに組み合わせ、エリアの明確化を図ったり、デザイン性を高めることもできる。

B/直線島にも違和感なく調和する

C/古い塩ビタイルを効率良く剥がしていく

D/関西エリアにあるB店での施工例

A店の総台数は約900台。今回のリニューアルでは、パチスロコーナー約400台分すぺてとパチンココーナーの一部でスマパチにしたエリアと中央通路、景品カウンター周辺の床面にタイルカーペットを敷いた。要した時間は1日半で、前日の閉店後に古いカーペットを剥がし、店休日の朝から新しいカーペットを施工、翌日の午前中に完成した。

短工期でも店舗イメージや希望に合ったプランを提案

アルコムの土屋寛人社長は、「施主様に、『えっ! もうできたの?』と驚かれると共に、たいへん喜んでいただきました」と語る。リニューアルの依頼から完成までは約1カ月。この間にデザイン、図面に落とし込んだ完成予想イメージの提出、施主側の希望を取り入れた修正、タイルカーペットの製作を行っている。

「もう少し時間に余裕があれば、現場合わせではなく工場でRに沿ってカットしたり、3Dのパースなどもお見せできるのですが、今回は短工期での施工最優先という条件の中で最善を尽くさせていただきました」

アルコムのタイルカーペットは、厳しい防災・防火基準をクリアした日本製。洗剤を使ったクリーニングでもダメージを受けにくく、紫外線が当たっても退色しにくい。

「最近多いのは、予算内に収め、しかも自店の特徴をうまく演出して欲しいというご注文です」(土屋社長)

レストコーナーや景品カウンターまわりなどには、店のシンボルとなるようなロゴやキャラクター入りのほか、オリジナルデザインのカーペットを。その他の面積が広い部分には低価格でシンプルなパターン柄をという風に使い分け、全体的なコストを抑えることもできる。

景品コーナーやトイレなどで上質感を演出したいならば、磨き(鏡面)タイルが最適だ。インクジェットで印刷するタイプもあり、1枚の連続した柄の大理石を表現することもできる。価格は、1800円/㎡からと非常に手頃。タイルを貼る部分のコストが全体的に下がるので、余った予算を、他の部分のリニューアルなどに回すこともできる。アフターコロナが現実のものとなりつつある今、仕入れ先である中国や経由地のマカオにも入国しやすくなり、オリジナリティ豊かな新作タイルもラインナップに加わっていく予定だ。
「ご予算に合わせたご提案が可能です」(土屋社長)


来店者の安全を守り防犯効果を高める減速帯

アルコムのもう一つの主力商品は『減速ロードハンプ』だ。黄色と黒のカラーコンビネーションが目を引く減速帯で、キャッツアイ(反射板)が埋め込まれているため、夜間でも視認性に優れている。ホールの駐車場だけでなく、大型商業施設や公共施設などにも数多くの導入実績がある。その理由は、防犯上の効果が非常に高いためだ。

施工例① 福岡空港国際線(福岡県。Aシリーズ)

施工例② ETC NEXCO西日本

『減速ロードハンプ』は、営業時間中ならば駐車場内で徐行運転をしない車両を確実に減速させ、来店者の事故を防ぐ。閉店後の深夜には、盗みの被害を未然に防ぐ役割を果たしてくれる。窃盗犯は金品を手にした後、現場から少しでも早く立ち去ろうとするが、減速帯が設置されていると車のスピードを上げるのが難しい。そこで、減速帯がある施設は、最初から忍び込むのをやめようという心理が働くのだ。

『減速ロードハンプ』設置で、車両を誘導する警備員を半数にできた施設もあり、人件費の大幅削減にも貢献する。また、取り付けは、接着剤を付けて路面にしっかりとピン打ちするため、強度があり耐用年数も長い。しかも、短時間での施工が可能で、店休日なしで設置できるのもメリットだ。

「最近、ショッピングモールなどでの、『減速ロードハンプ』の設置が急増しています。パチンコ店でも駐車場の安全対策といえば、今までは車上荒らしや車内放置防止の見回りが中心でしたが、事故防止に減速帯を設置する店舗様が相当増えてきたように思います」(土屋寛人社長)

減速帯を設置すれば、事故防止対策に力を入れていることを視覚的にもアピールできる。特に女性客にとって、安心して利用できる駐車場があることは店舗選択の要素のひとつ。減速帯の設置は、集客力の向上にも貢献する。

「これからも、アルコムが提供する3つの製品が、アフターコロナのホールづくりにますますお役に立てればと思っています」(土屋社長)

画像をクリックしてアルコムの公式サイトへ

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※『月刊アミューズメントジャパン』2023年7月号に掲載した記事を転載しました。


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