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2017年04月24日
No.10000116

パチンコ・パチスロ産業21世紀会
安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会を開催
のめり込み問題に対応するアドバイザー配置へ第一歩

安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会を開催
500人以上のホール関係者が集まった

パチンコ・パチスロ産業21世紀会(21世紀会)は4月24日、東京都遊技業協同組合と全日本遊技事業協同組合連合会の共催のもと、都内で安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会を開催した。都遊協傘下のホール関係者、全日遊連傘下の都府県方面遊協の執行部、21世紀会関係者など500人以上が来場。依存問題への取り組みを学んだ。

冒頭で登壇した21世紀会代表で全日遊連理事長の阿部恭久氏は、依存問題への取り組み強化の背景と経緯、遊技業界における依存問題の取り組み(従来の取り組みと今後の強化策について)、アドバイザー設置の理由と位置づけ、今後の在り方などについて言及した。

続いてリカバリーサポート・ネットワーク(RSN)の西村直之代表理事が登壇。アドバイザーが認識しておくべき依存問題の基礎知識、パチンコ依存の予防と対策、アドバイザー活動の意義について講演した。

このほか、実際にホールの遊技客から相談を受けるであろう想定事例をサンキョーの栗山昌人氏が紹介。声掛けと見守りを基本姿勢としながら、RSNの電話相談への紹介や自己申告プログラムの案内を行う問答を取り上げた。相談のケースごとに西村代表理事によるポイントの解説も行われた。

21世紀会では依存問題への取り組みとして、各ホールに「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」を配置していく考え。