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2017年05月29日
No.10000163

ダイナムジャパンホールディングス
低貸業態化進め減収減益
2017年3月期決算

ダイナムジャパンホールディングスは5月25日、2017年3月期の業績を発表した。

発表によると、年間の貸玉収入は前期比3.2%減の8177億7700万円。営業収入は前期比 0.6%増の 1568億6900万円。税引前利益は前期比14.8%減の148億2500万円だった。

17年3月31日現在の店舗数は446店舗で、前年同時期より4店舗増えた。期中には低貸玉店舗5店舗を新規出店し、低貸玉店舗を1店舗閉鎖。 また、高貸玉店舗5店舗を低貸玉店舗へ、低貸玉店舗1店舗を高貸玉店舗へ業態変更を実施するなど、低貸業態へのシフトを進めている。

パチンコ業界の慣習となっている、貸玉収入を「売上」とするグロス方式によると、17年3月期は減収減益だった。カジノオペレーターなどが導入している国際的な基準(ネット方式)では、貸玉収入から景品出庫を引いた営業収入を売上とするため増収減益となる。