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2017年08月16日
No.10000261

2017年6月末時点
都道府県別 低貸営業の現状 
23道県で低貸台数が通常貸台数を超える

パチンコポータルサイトP‐WORLDに登録された9895店の2017年6月末時点の店舗情報における低貸営業の状況を、ピーワールド・インサイトが集計した。そのデータをもとに都道府県別の低貸営業実施状況の差異を調べた。

17年6月末時点の全国のパチンコの低貸営業実施店の割合は94.7%で昨年6月末時点より0.5ポイント増加、パチスロの低貸営業実施店の割合は66.2%で同0.2ポイント減少。

パチンコの低貸営業実施店は福井、三重、和歌山、徳島、宮崎で100%に達している。低貸営業実施店割合が最も低いのは東京で84.0%。滋賀では1年間で低貸営業実施店割合が目立って増えた。



パチスロの低貸営業実施店割合が高いのは鳥取(82.5%)を筆頭に岡山、徳島、佐賀、富山、静岡。低貸営業実施店割合が低いのは高知(51.3%)を筆頭に神奈川、東京。京都と沖縄では1年間で低貸営業実施店割合が目立って増えた。



全国のパチンコの低貸台数割合は46.9%で、昨年6月末時点より1ポイント増加。すでに23道県で低貸台数が通常貸台数を上回っている。パチスロの低貸台数割合は23.1%で同0.4ポイントの減少。

パチンコの低貸台数割合が高いのは佐賀(63.3%)を筆頭に、宮崎、鳥取。低貸台数割合が最も低いのは東京(33.7%)で、7割近いパチンコ機がいまだ4円以上の遊技料金だ。

パチスロの低貸台数割合が高いのは鳥取(37.6%)を筆頭に、佐賀、宮崎。これら3県はパチンコの低貸台数割合も高い。パチスロの低貸台数割合が最も低いのは島根。次いで神奈川、東京。首都圏は、パチンコ・パチスロいずれも低貸台数割合が低いという特徴がある。