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2017年12月07日
No.10000418

ぱちんこ広告協議会
異業種の自主規制に学ぶ
社員総会でJTとDeNAが講演

会員企業をはじめ来賓の業界関係者ら約100人が講演を聴いた

昨年5月に設立された一般社団法人ぱちんこ広告協議会が12月4日、第1回社員総会を開催し、終了後に基調講演が行われた。

「たばこ業界の広告における自主規制について」をテーマに講演したのは日本たばこ産業・たばこ事業本部渉外企画室の鈴木祐介課長。

鈴木課長は「国内のたばこ規制は、広告に限らず、世界保健機関(WHO)のたばこ規制枠組条約(FCTC)によって全般的に規制が強化傾向にある」などと背景を説明した上で、「現在、製造たばこに係る広告については、国内法であるたばこ事業法の下、たばこ事業法施行規則や財務省告示に基づいて、一般社団法人日本たばこ協会が規定した自主規準に則り広告、販売促進活動を実施している」と業界団体の役割を説明。

「製造たばこの広告は、利用可能なメディアや表現手法、必須の掲載事項などが詳細に規定されているが、これらの自主規準を大切にし、また遵守していくことが、業界のガバナンスが有効であることの証となり、業界の自主性を担保するひとつの方法だ」との考えを示した。

続いてディー・エヌ・エーの渉外統括本部ビジネス開発部の小林大介氏が「ソーシャルゲーム業界におけるJ A S G A 設立の背景」と題して講演した。

小林氏は、「オンラインゲームのコンプガチャが景品表示法の景品規制に抵触する恐れがあるとして消費者庁から指摘を受け、ソーシャルゲームプラットフォーム事業者6社をはじめ関連団体、関連企業が2012年11月に発足させたのがJ A S G Aだ」と組合設立の経緯を説明。

「当時はコンプガチャの隆盛期で、参加企業のそれぞれがライバル同士でしのぎを削っていたが、この問題はそれを超えて取り組んでいかなくてはならない大問題だった。J A S G Aでは、ソーシャルゲームの利用者が安心・安全に楽しめる環境整備や、ソーシャルゲームを通じた社会・文化への貢献と産業振興による経済の発展への寄与を目的として、3つのガイドラインを策定し自主規制を行っている」と危機を乗り越えた経緯を話した。

ぱちんこ広告協議会の大島克俊理事長は「どの業界でも独自の課題を抱えており、それに基づく広告規制の存在を知ることで、私達自身の視野が広がり、ぱちんこ業界の課題解決につなげていければ」と講演の目的を語った。

なお、同協議会の会員数は2017年11月1日現在でファン向けメディア、広告会社など41社。