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2018年07月26日
No.10000742

全日本社会貢献団体機構
社会貢献大賞は京都府遊協
第13回社会貢献大賞表彰式

社会貢献大賞は京都府遊協
全日本社会貢献団体機構の杉浦正健会長(左)と社会貢献大賞を受賞した京都府遊協の白川鐘一理事長

全日本社会貢献団体機構は7月19日、都内の第一ホテル東京で「第13回社会貢献大賞表彰式」と、「2018年度助成金贈呈式」を開催。社会貢献大賞に選ばれた京都府遊技業協同組合の「公益財団法人 京遊連社会福祉基金創設30周年記念」事業を表彰した。

社会貢献大賞を受賞した京都府遊協は、遊技業界が行う社会貢献活動の礎となる社会福祉基金を1987年、全国に先駆けて設立。それ以来、自治体が行う社会福祉事業の支援や、各種団体に助成金を贈るなど永続的なサポートを行ってきたことが評価された。

京遊連社会福祉基金の活動は寄付事業と助成事業の2つが柱だ。寄付事業は、京都府および府内の自治体や関係機関が取り組んでいる障がい者支援、高齢者福祉、勤労者福祉、青少年健全育成、地域支援活動支援などの社会福祉行政を応援するのが目的。代表的なものとして、第1回から継続して協賛し今年で29回を迎える「全国車いす駅伝競走大会」などがある。

助成事業は社会福祉団体をはじめ、府内で活動を行う各種団体に対して活動費や施設費を、1団体200万円を上限として助成するもの。同基金の根幹と言える事業で、公的な助成や援助を受けられずに、活動資金の確保に苦慮している団体に幅広く手を差し伸べることが目的だ。昨年は23団体に対して計1070万円を助成した。

このほか、各部門の最優秀賞は、都府県方面部門が大阪府遊技業協同組合、支部組合部門が東京都遊技業協同組合傘下の八王子組合・高尾組合・南大沢組合、組合員ホール部門はミリオンインターナショナル(東京都)がそれぞれ受賞した。

社会貢献大賞は全日遊連傘下の組合および賛助会員が実施した社会貢献の中から特に優れた活動を選出して表彰するもので、今年で13回目。