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2019年07月26日
No.10001304

都遊協 定例理事会
尾立氏 業界にお詫びと感謝

東京都遊技業協同組合は7月25日、都内の遊技会館で定例理事会を開催した。

理事会開催に先立ち、先の参院選に立候補し遊技業界に支援を求め選挙戦を戦った尾立源幸氏が挨拶。尾立氏は「皆様に大変なご支援をいただきながら、私の力が及ばず皆さまの期待に応えることができませんでした。皆様には総力を結集していただいたと思っています。皆様との絆も深まった。今後も何らかの形で皆様のお力になれればと願っています。本当にありがとうございました」とお詫びと感謝の言葉を述べた。

続く理事会の冒頭に、阿部恭久理事長が選挙戦を振り返り、「選挙の結果については反省点もあるが、業界の力を多少なりとも示すことができたのではないか。次につなげていける形がつくれればいいのではないか」「これを機に自民党との関係を築いていきたい。まず早期に風営法議連を開催し、4月に警察庁に出した提言への回答をいただきたい」と語った。

この日多くの時間が割かれたのは、全日遊連の消費税対応プロジェクトチームが6月20日に作成した4項目からなる提言についての特別協議。事前に各地区組合で話し合われた内容を、組合長が集約して発表した。

消費税対応プロジェクトチームが作成した提言は下記の4項目。
①消費税を適正に加味したうえで、市場価格との等価となる個数(枚数)で交換する。
②出玉(メダル)率100%以上の営業形態確立を目指す。
③ホールと遊技機メーカーが一体となり、お客様が手軽に安心して遊べる遊技環境を整える。
④「消費税問題はホールの適正な粗利を圧迫する」という観点から、ホール経営の安定化を図るための施策の一環として、貯玉・再プレーシステムの見直しを図る。