ニュース

ニュース内を

2019年08月13日
No.10001330

フリコユラス 公開セミナー初開催
超実践セミナー2019 SUMMER

フリコユラス 公開セミナー初開催

ホールの営業支援および人材育成サービスを行うフリコユラス(東京都、吉田真晃代表)は8月8日に秋葉原で、同社初の公開セミナーを開催した。

「超実践セミナー2019 SUMMER」と銘打たれたセミナーは、フリコユラスの吉田代表と、ホールの販促コンサルティングを行うプラスアルファの野島崇範専務との合同企画で、両名のほかフリコユラスの鶴見純一氏、エンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏代表が講演。講演登壇者のほか、月刊GreenBelt編集長の福田義尚氏、アミューズメントプレスジャパンの田中剛執行役員を加えた5人によるパネルディスカッションも行われた。

吉田代表はかつて関東の大手ホール企業に勤務し、同社が県外進出によって6店舗から20店舗以上のチェーン店に成長する過程を経験。営業部長を経て2014年に独立しフリコユラスを設立。「現場」と「具体的戦術」にこだわったサポートスタイルでホール、メーカーを支援している。初めての公開セミナー開催、登壇ということから注目を集め、1万5千円の有料セミナーながらまたたくまに100席が埋まり、会場を150席に拡張した。

「変革期を乗り越える戦略と戦術」と題して講演した吉田代表は、ユーザーの顕在ニーズから潜在ニーズを掘り起こす手法、ユーザーの感情に寄り添ったコピーを創る手法、シニア層に新機種の魅力を伝える手法などを紹介した後、変革期に必要なリーダーシップのあり方を説いた。

株式会社フリコユラスの吉田真晃代表


「営業目標は自分が進歩するためのエッセンスなので、高い目標を立てることで自分の行動を変える。また、計画未達の原因分析に多くの時間を使うよりも、達成するために何をするかを考えることに時間を使うほうが生産的です」(吉田代表)

続いて鶴見氏が「意気込みだけの目標から脱却 ~顧客を増やせるチームへ」と題して講演。“常連客”の定義をスタッフ個人の常連客でなく店舗の常連客と明確化することや、顧客のアクティビティの数値によるレーティング方法、離反兆候の発見や離反予防方法などを解説した。

プラスアルファの野島専務は、近年の消費者行動の変化を「AIDMAの法則」から「AISASの法則」への変化を例に説明した上で、「パチンコホールも検索上位に上がる体質を整える必要がある」と、デジタルマーケティングの見直しを提言。「サイトへの流入経路を見ると、34歳までは圧倒的にGoogle検索。自店を知らない人の検索結果に自店が表示されたければ、Googleの表示ルールを知らなければならない。今すぐMEO対策をするべき」と説き、Googleマップで上位表示される方法を解説した。

株式会社プラスアルファの野島崇範専務