ニュース

ニュース内を

2021年10月26日
No.10002517

NOBUTA GROUP
マスターズGCレディース 古江彩佳が優勝
キヌ・ハヌルは日本最後の試合を終える

マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)で10月21日〜24日に開催された「マスターズGCレディース」(主催/延田グループ)で、古江彩佳(21歳、富士通)が優勝した。4日目の最終日、古江は2位と1打差の単独首位でスタート、4バーディ1ボギーの69の通算12アンダーで逃げ切った。

古江は、地元兵庫での優勝は初。今期5勝目となり通算6勝目。前週の富士通レディースに続き自身2度目となる2週連続勝利を飾った。生涯獲得賞金は2億円を突破した。賞金ランキングも2位に浮上、1位の稲見萌寧(22歳、都築電気)との差を約2209万円とし、初の賞金女王も見えてきた。

古江は最終日のスタート前、「1打差なので隙を見せられない。ミスはできない」と気を引き締めた。1、2番で連続バーディーの好発進。10番では残り143ヤードから9Iで4メートルに付けスコアを伸ばす。最終18番では残り1.5メートルのパーパット、外せばプレーオフのプレッシャーのかかる1打を沈め逃げ切った。

「兵庫県に帰ってきて優勝できたのはうれしい。自分を奮い立たせてくれたのはギャラリーの皆様のおかげです」。コロナ渦で有観客試合での優勝は初、みごと地元の応援を力に変えた。

また、延田グループのマネジメント及びスポンサー契約選手のキム・ハヌルは、通算2アンダーの20位で日本での最後の試合を終えた。引退セレモニーは18番グリーン上で行われ、マネジメント契約を結ぶ延田グループの延田尚弘社長から花束と、これまでの功績を称えた功労賞が贈られた。ハヌル選手は「ありがとうございました。キム・ハヌルを忘れないでください」と涙で挨拶。ギャラリーからは盛大な拍手が贈られた。引退後はゴルフ解説者などを目指すという。

ゴルフツアー15年のうち、7年を日本でプレーしたキム・ハヌルプロ


<大会概要>
JLPGAゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース
兵庫県 マスターズゴルフ倶楽部(6571ヤード、パー72)、優勝賞金3600万円
4日間競技、賞金総額2億円のビッグトーナメント

大会結果はこちら
https://www.nobuta123.co.jp/masters/gcladies/results/