アルク.デザイン 『オリジナルタイルカーペット』『グラフィックシート』
カーペットにもプレミアム感の演出を
視線の先にサプライズLV8　毛足の長さを倍にして居心地の良さを追求

アルク.デザインの高品位なオリジナルタイルカーペットへの探究心は止まらない。毛足の長さが従来の2倍と、ふかふか感のある素材を使った新製品は、足元の居心地の良さをかつてないほど追求した。従来の製品同様に自由なデザインができ、他店との差別化に貢献する空間演出を可能にしている。

毛足の長いカーペットの新製品は、「もっと特別感を出したい」という注文主からの要望に応えたものだ。城戸祥恵取締役専務は、「高級感を演出できたと、お客様にはたいへん喜ばれています。ラメや蛍光入りなど、従来からも床面を多彩に演出できる製品をご提供しています」と話す。
アルク.デザインのオリジナルタイルカーペットは、データを素材に印刷した500㎜タイル。施工時間が圧倒的に短く、店休日なしでの施工もできる。また、破損や汚れた際もデータから1枚単位で切り出しができるため在庫も不要、低コストで修復が可能だ。

アルク.デザインは、カーペットだけでなく、空間のトータルデザインも得意としている。事例①は、銀座の有名ブティックのショーウインドウのトータルデザインを手がけたもの。空間構成や色使いだけでなく、グラフィックシートの選び方にも感性の良さが感じられる。事例②は「和」をモチーフにした飲食店。壁面2カ所とカーペットはそれぞれ異なったテイストにも関わらず、個性がぶつからず全体的に調和のとれた空間づくりに成功している。

「他業界での新たな挑戦は、ホール業界のお客様に、より質の高いご提案をする原動力にもなります。オリジナルカーペットに加え、グラフィックシートを効果的に使うことも私たちの得意とするところです。柱の位置や天井の構造をそのままにして経費を抑えつつ、まったく新しい店舗に生まれ変わらせることも可能です」（城戸専務）。

城戸専務は、今春から取締役としてアルク.デザインの経営に参画することになった。責任が増すと共に、自分の判断で決定する領域も広がった。

「今までは、より良い作品をご提供することを最優先にしていましたが、最近は、どうすればホール様に一番お役に立てるのかと考えるようになりました。経営に携わるようになって、ホール様へのご提案でも、費用対効果を重視しています。オリジナルタイルカーペットやグラフィックシートを使ったトータルデザインを通して、今まで以上に効果的に集客力強化に結びつくご提案をしていきたいと思います」




※『月刊アミューズメントジャパン』2023年7月号に掲載した記事を転載しました。