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2026年11月06日
No.10005499

ホールの音と空気
【毎週金曜日更新】全日本学生遊技連盟・週刊連載コラム㊻

ホールの音と空気
全日本学生遊技連盟職員・金海謙 初めて打った機種は『eフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獣と黒き獅子-』

ノンユーザーの中には、ホールに入るときの音や光に圧倒されてしまう人もいます。今回は、私が実際に遊ぶようになったいま、音や空気をどう感じているのかを、自分自身の体感をもとに振り返ってみたいと思います。

以前にも触れたことがありましたが、私は今でもホールに入るときに、音や雰囲気に少し身構えてしまうことがあります。初めて入ったときは、自動ドアが開いた瞬間に音が一気に押し寄せてきて、少し動揺したりもしました。どこを見ればいいのか、どこに座ればいいのかも曖昧なまま、ただ音に圧倒されていました。

また音や雰囲気のほかに、ニオイについても、入る前のイメージとのギャップを感じました。あまり遊んだことのない人は、パチンコホールにたばこの煙やニオイのイメージがある人はいまも多いと思います。自分自身も実際に行くまでは、たばこのニオイがするものだと思っていました。ですが、訪れたホールでは喫煙できる場所がしっかり区切られていて、席に座っていてニオイが気になる場面は、思っていたほど多くありませんでした。もちろんホールによって対応は違うと思いますし、人によって感じ方も違うはずですが、良くないイメージだけ持ってしまい、実際の状況がノンユーザーに十分に知られていないのは、少し残念なことだと感じました。

外の静けさとホールの賑やかさのギャップにも慣れた

何度か遊びに行くうちに、入店したときの驚きは少しずつ薄れてきました。最初はよくわからない大きな音だと思っていたものが、台ごとの音として少しずつ聞こえるようになりました。台の前に座ると、さらに感じ方が変わりました。目の前の画面と音に意識が向くようになると、最初は入口付近で動揺していましたが、いまはあまり気にならなくなりました。特に自分の好きなアニメの機種で遊んでいるときは、好きな楽曲、BGMが流れてくるので、自分もノリノリで遊ぶことができています。

一方で、慣れても気になることはあります。自分の場合は、大当たりの演出で大きな音が別の席から急に聞こえてくるときです。突然聞こえてくることで、一瞬鳥肌が立つようなブルっとした感じがして驚いてしまいます。最近は少し慣れてきましたが、不意に聞こえるこのような音は今でも少しびっくりします。その時の自分の状況や気持ちによっても受け取り方が変わってくると感じます。

振り返ってみると、ホールに入りにくい理由はお金や仕組みが分からないことだけではなく、音やニオイのような入ってみないと分からない部分もあるのかなと思いました。入る前は「うるさそう」と思っていても、入ってみたら意外と平気な人もいるし、自分のように慣れても少し気になるところが残る人もいると思います。

このようにホールの音や空気には人によって感じ方の違いがあるということを、遊ぶ側もお店側も少しだけでも意識しておくと、初めて来る人にとって入りやすい場所になっていくのではないかと思います。

文=金海謙(全日本学生遊技連盟)


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