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2017年07月24日
No.10000236

特集 コミュニケーションを活性化
仲間と寝食を共にすることで社員同士の関係性が強化

いつも仲間が近くにいる。困った時に相談できる。モチベーションアップやコミュニケーション活性化に効果的だと、あらためて注目されているのが「社員寮」だ。


『どくとるマンボウ青春期』『ツルモク独身寮』など、古くから「寮」をテーマにした小説や漫画は多くの読者の共感を呼んできた。

社員寮を舞台とした物語では、新入社員が同居する先輩や同僚との交流を通して徐々に社会人として成長していく姿が描かれており、こうした「寮生活」に憧れをもった読者も多いのではないだろうか。

元々、独身寮は住宅補助という福利厚生の面が強かったが、最近では社員同士の関係性を強めるために、寮を完備する企業が増えてきている。

社員寮は寝食をともにすることで仲間意識が生じやすく、仕事の相談はもちろん、職場では話せないような悩みを相談することもできる。

その結果、社員のモチベーションが高まったり、帰属意識が生れるなど、企業にとってもメリットが生まれる。また、職場での意思伝達が円滑になり、生産性が向上するなどの効果も生まれる。

中でも大きな効果は離職率の低下だ。一般的に3年以内の離職率は大卒で3割、高卒で5割などと言われているが、その理由の4割近くが「人間関係」が占め、「給与が低い」、「仕事のやりがいがない」といった理由を大きく上回っている。



寮生活をすることで、その人間関係が良好になり、離職率が激減するケースもある。地方出身の新入社員を寮で生活させたところ「3年後の離職率はゼロになった」という企業もあるほどだ。

社員寮を運営する企業によると「最近はプライベートを大事にしたいという意見がある一方で、『寮で生活したい』と希望を出す若手社員も増えてきている」と言う。

「寮」を完備しているホール企業に、住んでいる社員に寮に住んでいる利点を聞いてもらったところ、次のような意見が上がった。

「深夜に帰ることが多いが、仲間と一緒なので安心して帰宅できる」

「マンションを借りていた時は帰っても1人で、次の日に会うまで誰とも話さないことがほとんどだった。寮に住んでからは、帰ってからの楽しみが増えた」

「いつも仲間が近くにいるので仕事の知識や悩みが共有できる。違う店舗に異動になっても、仕事に慣れるまでのスピードが上がる」

「プライベートを大事にしたいので、最初入寮する時は気が重かったが、実際に住んでみたら、楽しいことの方が多かった」




*続きは月刊アミューズメントジャパン8月号「特集 コミュニケーションを活性化」をご覧ください。

同特集ではほかにも、パチンコホール企業が行っている社員同士のコミュニケーションを活性化させるための施策を紹介しています。
◇運動会……チーム一丸で目標達成 日常業務の意思疎通も円滑に
◇クラブ活動……趣味を通した相互理解で垣根を超えた関係づくり(シティコミュニケーションズ/神奈川県横浜市)
◇サンクスポイント交換制度……「ありがとう」を添えて社員同士でポイントを交換(善都/愛知県豊田市)