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2017年12月26日
No.10000445

雄健工業
安定収入見込める時間貸駐車場ビジネス
時間貸運営会社と一体で提案

安定収入見込める時間貸駐車場ビジネス
時間貸駐車場は、立体駐車場にすることで平置駐車場より収益性が高まる

2018年2月の規則改正を機に、事業の多角化を視野に入れるホール経営企業が増えている。店舗の統廃合を進めている企業も少なくない。仮に不動産を持つ企業であれば、新規事業として、または不動産で安定収入を生み出すビジネスのひとつとして魅力的なのが、時間貸駐車場ビジネスだ。

ホールの自走式立体駐車場で数多くの実績を持つ雄健工業には、駐車場ビジネスにおけるさまざまな相談がホール経営者から寄せられるという。土地活用で相談を受ける場合、同社が推奨しているのが時間貸し駐車場だ。そのメリットを出井健太郎専務に聞いた。

「土地活用にはテナントビルの建設やマンション・アパート経営などがありますが、立地条件が良い場合は時間貸駐車場をお勧めします。マンションやテナントは収益性が高い反面、入居者(店舗)がいなくなると収入がなくなるリスクがあります。しかし時間貸駐車場では、運営会社に運営を委託することでリスクがなく安定的な収入をもたらしてくれるからです」

雄健工業では、タイムズ24をはじめほとんどの大手時間貸駐車場運営会社と取引がある。ホールから相談があった場合は、土地の立地条件やオーナーの希望を聞いたうえで、最適な運営会社につなぎ、運営会社がその土地周辺の地価や駐車場の需要、時間貸料金の相場など膨大なデータから、最適なプランを提示する。

例えば、所有している土地に立体駐車場を建てて、その建物を収益物件として時間貸運営会社に貸し、毎月の賃料を受け取る方法がある。10年または20年といった長期の契約で、駐車場の収益の増減にかかわりなく毎月安定した収入が入ってくるスキームだ。

「運営会社は豊富な時間貸しのノウハウを持っています。数多くの時間貸駐車場を運営しているので、その場所でどのくらいの需要があるかがだいたいわかっているのです。逆に、どれくらいの規模までなら借り受けられるという提案もしてくれます。その数字に対してどのくらいの規模の駐車場を建てればペイできるのかも試算できます」

駅前などの収益性が高い土地であれば、運営会社がオーナーから土地だけを借り、立体駐車場を建てて運営するパターンもあるという。その場合は土地だけを貸せばいい。

「場所が良ければ時間貸しでかなり稼働が見込めるので、平置きの駐車場にするより立体駐車場を建てるケースのほうが高い賃料で契約できます」

例えば20年の契約なら20年後に更地にして返すという契約をすれば、コンスタントに一定額が入ってくるので、自社で駐車場を建てて運営するより収益性ははるかに高くなるという。

雄健工業では昨年、首都圏のあるホール経営企業が、私鉄駅近辺に計画した時間貸しの立体駐車場を手がけた。パチンコホールとは無関係の場所に収益物件として建てたケースだ。

「一番良いのは駅に近い土地ですが、役所や病院など周辺に人が集まる施設があるところも需要はあります。駐車場は需要が減る要因がみあたらないビジネス。もし時間貸しのビジネスをお考えの場合、弊社にご相談いただければ最適な運営会社をご紹介します。仮に立体駐車場ではなく平置きの場合はそのままつなぐだけになりますが、それでもかまいません。お世話になっているホール企業様の一助になれればと考えています」(出井専務)

*詳しくは月刊アミューズメントジャパン1月号特集「他業種経営への挑戦」をご覧ください。

雄健工業株式会社 東京支店
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