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2018年02月07日
No.10000507

ダイナム
新ブランド『ごらく』設立
PB機で遊技機コスト低減、サービス向上へ

ダイナムの会員にPB機をレクチャーするスタッフ

ダイナムは1月27日、都内本社ビルでプライベートブランド機(以下PB機)の新ブランドを立ち上げると発表した。ブランド名は「ごらく」。2021年までに店舗平均44台の設置を目指す。

ダイナムのPB機新ブランドの名称は『ごらく』。「誰もが気軽に楽しめる日常の娯楽を提供したい」との想いを込めた。

PB機開発のメリットは3つ。①ユーザーは、より遊びやすく楽しい機種を遊技できる、②ホールは、お客様がより喜んでもらえる機種を設置できる、③遊技機を安価で開発できる。これにより「サービス」「接客」「遊技機」といったホール運営に必要な要素を、ホール側がすべてコーディネートできる。

ダイナムのPB機開発の歴史は古く、2006年に導入された完全オリジナル機『CR満願チューリップVL051』が始まりだ。ホールで8年間稼働するなど、ユーザーから親しまれた。その後、11年間で59機種、4万7703台を市場導入するなどPB機の開発に力を注いできた。

これまでは主に各メーカーが発売した機種を遊べるスペックに仕様変更したPB機がほとんどだが、中にはPB専用の演出を加えたオリジナル機などもあった。ダイナムが有する膨大な遊技データをもとに、スペック設定やリーチアクションの企画立案を行うなど他業界のPB商品のように川下から商品開発に参画してきた。

PB機ではメーカーが在庫を抱えるリスクがなくなるため、遊技機を低価格で導入できるメリットも生まれる。

佐藤公治取締役(左)と藤本社長


PB機の新ブランド立ち上げについてダイナムの藤本達司社長は、「アメリカのチェーンストアが実践している『低価格で良いものを提供する』をパチンコ業界にも導入したい。遊技機のコストを下げ、お客様にとって遊びやすい環境をつくるのはホールの使命。そのためにはPB機のブランドを立ち上げ、業界内でPB機を周知させることが必要だった」と新ブランド設立の意図を説明した。

PB機『ごらく』シリーズの第1弾は、SANKYOと開発した「CRフィーバーパワフル2018DS」「CRフィーバークイーン2018DS」の2機種。同機は、役物や盤面のシール一つひとつに対して、必要かどうかの議論を重ねて開発。品質を落とさず、価格を落とすことを念頭に製作された。

スペック面はダイナムが集めた来店客の声を基に、一回の大当たりで獲得できる出玉の期待値を高く設定。そのため、一般販売機の大当たり確率約1/99を約1/109に変更した。

今後、ダイナムでは店舗内にPB機『ごらく』の専用島を展開する予定。21年までにダイナム店舗に設置されている約13万台の14%、店舗平均44台をPB機に置き換える計画だ。また、『ごらく』の次のステップとして、他法人との共同調達も検討。業界動向が大きく変化する中で、来店客を増やすための施策とする構えだ。

発表会後は会場でPB機の体験会も開催した。都内に住む来店頻度の多いダイナムの会員の中から30人を招待した。参加者の平均年齢は60歳で、PB機の利用頻度が多くなるであろう常連客を中心に招いた。

体験会では、ダイナム店舗から選抜された5人の女性スタッフが参加者をアテンド。PB機を試打した常連客は、「客の声を反映したパチンコ機ということで、ホールに導入されるのが楽しみ。遊びやすくなるのは大歓迎」(70代女性)、「甘デジだけでなく、199や319などの機械も導入して欲しい」(40代女性)、「一般ファンを集めての体験会は初めて。ダイナムの想いも聞けて良かった。PB機が出るたびに発表会をしてほしい」(60代男性)など導入を期待する声が聞かれた。