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2018年06月25日
No.10000684

ダイナム
女性74人が依存問題対策を学ぶ
特別講師にRSN西村代表招く

女性74人が依存問題対策を学ぶ
ケース別に対策を話し合うダイナムスタッフ

ダイナムは6月6日、静岡県伊東市の同社研修所でギャンブル等依存問題対策ワークショップを開催した。この研修は女性活躍推進活動の一環。全国の店舗から接客が優秀な女性スタッフ74人(副店長12人、正社員47人、アルバイト15人)が参加した。

“ギャンブル等依存問題への対策はホール企業の責務”と考えるダイナムは、これまでも依存問題に関するさまざまな勉強会を実施してきた。今回は特別講師にNPO法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)の西村直之代表を招き、来店客と最も接する機会が多い女性スタッフたちが、依存問題に関する正しい知識を学んだ。

RSNの西村代表は「パチンコホールスタッフのためのパチンコ・パチスロ依存問題」と題して講演。ギャンブリング障がいの基礎知識や、パチンコ依存の予防と対策などを説明した。

RSNの西村代表

講演の中で西村代表は「依存問題は決して特別なものではなく、日常の中にある問題。パチンコが原因で依存が起こるという考え方は古い」としたうえで、「依存の背景には自己管理能力の欠落や、離婚・死別、家族との不仲などから起こるさびしさなど、さまざまな問題が関係している」と依存問題の背景を解説。ホールができる対策として「長く楽しく遊んでもらうための手伝いや、問題に気づくきっかけづくりをすること」などを挙げた。

講演後、ダイナムスタッフは配属エリアごとに分かれてケーススタディとグループディスカッションを実施。「子育てに悩む女性」や「一人暮らしの老人」など、グループごとにそれぞれケースを想定して討論した。

グループディスカッションでは、スタッフが気をつけること、ホールとしてできること、スタッフができる声かけ、来店客に教えるべき情報、の4つのカテゴリーに分けて話し合い、自分たちができる対策案を出し合った。

ワークショップの最後は、グループごとに話し合ったのめり込み対策案を西村代表に発表。ダイナムスタッフが提案する対策案に西村代表も感心した様子だった。

推薦を受けた接客優秀者が集まった