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2018年09月20日
No.10000817

oneA
設定搭載機対応の呼出しランプ
『PANELA Syutail(パネラシュテール)』

設定搭載機対応の呼出しランプ
呼出ボタンの場所もわかりやすく押しやすい。すべての面において操作性に優れている

新規則機が登場し始める中、oneAから呼出しランプ『PANELA Syutail』が満を持してリリースされた。フラットなパネル型ハイブリッド液晶タイプで、遊技機と一体感のあるスタイリッシュなデザイン。設定付きパチンコの設定推測要素となるデータを表示する点も大きな特徴だ。

8月第3週に登場した『Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ』(SANKYO)を皮切りに、新規則機である設定付きパチンコが次々に導入されている。最大6段階まで設定を設けることが可能。出玉管理に活用できるとともに、ファンに対してパチスロと同様設定を推測して遊技するという楽しみ方を提供できるようになった。

oneAの呼出しランプ『PANELA Syutail』の表示機能は、この設定付きパチンコにも対応(詳細は後述)。さらに、今後ゲーム性が広がっていく遊技機の登場を見越して、大当たりやボーナス・ARTを999回まで表示できるようにするなど、まさに新規則機時代の最先端を行く、データ表示機能付き呼出しランプと言える。

横幅は460㎜と、遊技機とほぼ同等サイズで一体感のある大型タイプ。また、最薄部20㎜のスリムなボディで、どんな遊技機の上に取り付けても調和するエレガントなデザインだ。取り付け方法を3種類の中から選択可能、呼出しランプを取り付ける位置が一般的なものと異なるホールでも安心して導入できる。


ワンランク上の見やすさを
実現したセグメント表示


『PANELA Syutail』は、7セグ部分と液晶部分で構成されるハイブリットタイプ。まず、7セグ部分について見てみよう。遊技中、ほとんどのユーザーが最も見るのがスタート回数。この部分を上方中央に配置することで、パチンコ台の大型化による見辛さを解消した。セグメントも不灯部分を見えにくくし、コントラストの強いくっきりとした表示を実現している。

従来の「見やすいデータ表示」は、数字を大きくしたり、レイアウトをすっきりするといった点がアピールポイントだった。『PANELA Syutail』は、こうした点に加え、ユーザー視点からワンランク上の工夫を凝らし、さらに進化した「見やすい表示」なのだ。

7セグ部分には、もう一つ本日・前日・前々日の大当たり回数や初当たり回数を表示するブロックがある。直感的にデータを比較・判別しやすいため、特に長年遊技してきたベテランユーザーに好評だ。


設定推測要素を表示して
稼働促進に貢献するツール


液晶部では、さらに詳細なデータを確認できる。初当たり確率、総スタート、本日スランプグラフ、大当たり履歴などを一括して表示する。「データ表示の王道」とも言えるレイアウトだ。

液晶部の下側にボタンを5つ配置。このうち分析ボタンを押すと、設定付きパチンコの設定推測要素となるデータを表示する。表示内容はチャンス中の大当たり確率、初当たり確率、確変継続回数、獲得玉数。画面切り替えでそれぞれの最高と平均を表示、本日・7日間・30日間ごとに一覧できる。

解析画面(写真上から平均表示、最高表示)

設定付きパチンコは、通常時と確変中の大当たり確率に設定差を設けることができる。したがって、高設定ほど当たりやすく、初当たり1回あたりの出玉期待値が大きくなるため、『PANELA Syutail』の解析画面で表示されるこれらのデータで設定推測が可能になる。総回転数が少ないうちは、低設定でも高設定の大当たり確率に近づくこともある。ユーザーが、「高設定の可能性があるのでもう少し打ち続けよう」と考えるとすれば、こうした分析表示が稼働促進要素となる。


業界の未来を拓いていく
契機役としてのツール


ユーザーにとって、設定付きパチンコの存在は来店動機そのものになる。設定はもちろん公開されないが、解析画面を見たユーザーが、「この店は週の前半、カド番台に高設定を入れる」と推測してくれるようになれば、『PANELA Syutail』は集客ツールとしての役割を十分に発揮する。

データの活用法は、ユーザーによってそれぞれだ。データを緻密に解析して、勝率アップを狙う人がいれば、「昨日は大当たり回数が少ないから、今日はいっぱい当たるに違いない」と自分流のオカルトで台選びの参考にする人もいる。しばらくの間併存する旧規則機がいずれ撤去され、出玉性能が抑えられた新規則機だけになったとしても、パチンコやパチスロを「データ」とい
う側面から楽しむ人が増えていけば、業界の将来は拓けていくに違いない。『PANELA Syutail』は、そのための機能を十二分に備えているという点でも、導入を検討する価値がありそうだ。