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2019年06月28日
No.10001257

エンビズ総研・シーズ 
メーカー向けセミナー開催
『プレイヤー調査2019』から遊技客の動向を解説

メーカー向けセミナー開催
第一部の講演を担当したエンビズ総研の藤田社長

エンタテインメントビジネス総合研究所とシーズは6月25日(名古屋市)と27日(東京)に遊技機メーカーを対象にセミナーを開催した。同セミナーは、今年2月にアミューズメントプレスジャパン、エンビズ総研、シーズの3社が共同で企画した『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2019』などをもとに、プレイヤー動向を解説するもの。

第一部では、エンビズ総研の藤田社長が「市場の現状把握と直面する課題の動向」と題して、必要な情報を見極めることの重要性を伝えるという趣旨で、プレイヤー調査や同社が実施しているDI調査などから得られた遊技参加者の動向を解説した。

第二部では、シーズの涌井優常務取締役が、「データを見る思考をチェンジ!劇的に変わる数字の真実」と題して講演。『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2019』の結果をもとに、表層データだけを見るのではなく、様々な切り口で深堀りしセグメントどうしを比較することの重要性を説いた。さらに「遊動分析」のデータをもとに、主要遊技機の客層の違いを提示し、今後の機械開発のターゲットプレイヤーの設定の仕方などのマーケティング戦略のフレームワークを解説した。

機種ごとの客層の違いを説明するシーズの涌井常務


『パチンコ・パチスロプレイヤー調査2019』は冊子の形で販売されているが、集計に使われたローデータも販売されている。メーカー、ホールを問わず、独自の分析をすることで貴重なインサイトが得られるはずだ。

パチンコ・パチスロのマーケティング事業を行うシーズの森沢明代表。
同社は今後、独自の調査データをもとにしたマーケティング提案を積極化する意向