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2021年11月08日
No.10002524

三恵グループ
閉店ホールでアート展
京都府のアートフェスティバルに会場提供

『ダラム800』(京都府福知山市)などを経営する三恵グループが、閉店したパチンコ店が入っていた「銀鈴ビル」を京都府が主宰するアートフェスティバルの会場として提供した。

「ALTERNATIVE KYOTO もうひとつの京都」in福知山「余の光/Light of My World」と題したこの展示会は、10月8日から11月7日まで開催された。キュレーター(会場のレイアウトや企画等を担当)の堤拓也氏は、「パチンコ店は個性的な建築物であり、その形はもちろん、ガラス・鏡張りなどの華美性がアート展の会場として魅力的だった」と話す。

会場には、パチンコの台枠を利用した現代アートや絵画、オブジェなどさまざまな作品が展示された。

会場となった銀鈴ビルの正面入口。「余の光/Light of My World」展示風景 撮影:前谷開


「地域貢献の一助になればと自社の賃貸物件をお貸しした。アートで土地の文化資源の魅力を引き出し、観光インバウンドの拡充と地域経済の活性化を目指すという目的に共感した。想像以上に素敵な空間が創り上げられ大変うれしい」(三恵グループの担当者)

[展示された作品の一部]

島端に設置されたアート作品。「余の光/Light of My World」展示風景 撮影:前谷開

パチンコをモチーフにした作品だけでなく、一般のアート作品も多数展示された。

「余の光/Light of My World」展示風景 撮影:前谷開