ニュース

ニュース内を

2022年05月02日
No.10002785

日光商事グループ(愛媛県新居浜市)
日本初 防災特化型ホール「nikko泉田店」(岡山市)を披露
4月29日グランドオープンで岡山市内に5店舗・総台数5000台超へ

立体駐車場は災害時に避難場所として開放。テントを張って休める。そのためスロープを含め通路を広めに設計されている

日光商事グループ(愛媛県新居浜市)の『nikko泉田店』は「防災特化型店舗」をコンセプトにつくられた。グランドオープンを月末に控えた4月21日に地元メディアや業界関係者にその防災設備が披露された。

同社は地元四国のほか、大分県、岡山県で「nikko」などのブランドで店舗展開している。昨年末にオープンした『nikko大分中央店』は総台数2113台で日本最大規模。総台数1320台(パチンコ880台、パチスロ440台)の『nikko泉田店』の開業でグループ15店舗となる。岡山市内では5店舗目。

日光商事グループの川井祐介代表


お披露目会で日光商事グループの川井祐介代表は、「地域社会に必要とされる存在であるためにどのような貢献ができるかを模索する中で、建築設計を担当したメガクリエイトからの提案を受け、有事の際の避難拠点としての機能を高いレベルで備えるホールをつくることに決めた」と経緯を説明。もともと川井社長の念頭には、2018年7月の岡山豪雨災害の体験があった。当時、同社店舗は約500台分の立体駐車場のスペースを近隣住民の避難場所として無料開放し、利用者から「安心した」と感謝の声を寄せられたからだ。

屋外シャワーキットは、シャワーに使った水の98%をろ過によって除菌し循環再生利用可能。計算上は100リットルの貯水で100人が2回利用できる

非常時用飲料水6300リットル(およそ300人の6日分)を約20年保管可能できる密閉型耐震性貯水槽「水の缶詰」を設置。汲み上げポンプにも浄水装置がついている


川井社長の挨拶の後、メガクリエイトの小島裕也氏が来場者を引率し、各所に設置、展示された設備を紹介した。
備品・備蓄品は、200人が3日間避難生活を送れる数量で、2・1m×2・1mの防災テント100張、200人分の防災セット、食品や日用品など。このほか休憩コーナーを広めに設けるなどの設計上の工夫や、太陽光発電パネルや密閉型耐震性貯水槽、水のろ過循環装置、屋外対応災害用トイレ、かまどベンチなど最先端の防災設備を備えている。川井代表によると、それら防災設備に投じられた費用は約2億円。

休憩スペースは避難者の休憩所にする前提で広めのスペースを確保している。41席+マッサージチェア4台

『nikko泉田店』の外観パース


関連記事