ニュース

ニュース内を

2022年07月01日
No.10002904

PAA
パチンコのインカレ開催で若年層の遊技参加へ

パチンコのインカレ開催で若年層の遊技参加へ

ぱちんこ広告協議会(PAA)は6月28日、都内で理事会を開催。パチンコのインカレ開催や「PAA広告大賞」の実施などの活動について報告した。

大島克俊理事長は冒頭の挨拶で「コロナ禍で、ここ2年間はオンラインの打ち合わせが多く、さまざまなことに取り組みづらい状況だった。ただ、ようやくここにきて大きな3つの取り組みをみなさまにご報告できる段階に至った」と述べた。

その取り組みの一つが、パチンコのインカレ開催だ。全国の各大学にあるパチンコサークルを取りまとめた「全日本学生遊技連盟」を7月中に設立予定。同連盟では、インカレの主催、パチンコの勉強や普及活動を行い、若年層の遊技離れに歯止めをかけることを目的としている。同連盟の職員に関しては目途が立っており、インカレへの参加意向を示している学生も300人ほど集まっているという。

今年のインカレはプレ開催を予定。11月から12月にかけて全国8ブロックに分けて予選を行い、1月に本選・決勝まで行う。来年からは8カ月から9カ月のシーズンをかけて行うという。

大島理事長

防災についての新たな企画「全国防災キャンペーン」(略称 防キャン)も発表した。予期せぬ災害に備えて、全国のパチンコホールで防災備蓄を推奨し、防災グッズを配布することで地域住民の防災意識を向上させることが目的だ。

防キャン実施の流れとしては、ホール内にディスプレイブースを設置し、本企画で購入した防災セットや自店で購入した防災グッズなどを陳列。専用ポスターを掲示して認知を高め、防災セットを来店客などの地域住民に配ることで、防災備蓄への意識を高めるとともに、業界の社会貢献活動を広める役割も果たすというもの。

また「PAA広告大賞」の概要の説明もされた。「グラフィック部門」と「ムービー部門」が用意され、応募期間は7月7日から9月7日まで。グランプリ発表は10月、受賞式を11月に予定している。一般の応募も可能で、審査員はPAAだけでなく、クリエイティブディレクター、業界6団体からも参加する。専用ホームページはこれから開設予定。


パチンコ・パチスロ最新記事