2022年07月14日
No.10002937
No.10002937
アイ・スペック
海外有名メーカーの日本総代理店が“光”の空間づくり
『LED製品・照明器具の輸入販売、照明デザイン・設備設計』
LED製品を中心とした各種照明器具・演出設備の販売を行うアイ・スペック。照度シミュレーションで効果的な照明器具の選定や組み合わせを導き出し、光による演出プランの提案まで請け負っている。
2004年に設立されたアイ・スペックは、LED製品・照明器具の輸入販売や照明デザイン・設備設計を手掛ける企業。アメリカ、イギリス、スロバキア、台湾など、海外7カ国8社の照明器具メーカーの日本総代理店だ。この海外メーカーの中には、世界的な建築事務所「ザハ・ハディド・アーキテクツ」の建築物に採用されるほどの大手メーカーも含まれている。
「日本の総代理店として商品を輸入し、取引先に供給するというのが一番単純なお仕事ですが、例えばとある広大な敷地の公園のライトアップを頼まれたときは、計画プラン・デザインから入り、コンセプトづくり、照度計算を行い、これに合った商品選びから演出のプログラム、調整まで請け負いました」と話すのは杉浦嘉則社長だ。
代理店として商品の供給から、プラン・設計、施工、演出プログラム、調整まで、空間デザイナーとして”光“演出のすべてをこなす。演出照明のメーカーで、輸入の代理店という位置づけにいながら、照度計算・設計ができる企業は国内でも数少ない。この供給から調整まで、一部だけを切り取って依頼できるというのも同社の強みだ。
製品の供給先は東西の大人気テーマパークや全国の上場企業オフィスなど。さらに京都にある高級宿泊施設などの演出を手掛けている。パチンコ業界内でも、ホールのイメージを決めると言っても過言ではない外観・内装のライトアップに関わっている。
「最近お取り引きいただいたホール様では、一種類のLED製品を外装・内装合わせて3700メートル分使用しました。これだけ大規模な量のLEDを統一感をもって使用するにはノウハウが必要です。例えば建物外観ではデザインと調和させつつ、ライトアップ時に映える演出をプログラム。光源のピッチの間隔まで徹底しました」
空間づくりのスペシャリストとして、さまざまな導入実績を持つアイ・スペック。杉浦社長はこれまでの経験から、製品選定・空間づくりに自信をのぞかせる。
「バイヤーとして、モノ選び、メーカー選びだけは、ほかの企業と比べても秀でていると自負しています。勘と縁と運、この3つを大切にして、さまざまなメーカーと取り引きしてきました。ほかにはない面白い製品を取り揃えていますし、
”光“の空間づくりには自信があります。外装や内装のプランからすべてお任せいただければと思います」
アイ・スペック
TEL:03-6721-9628
https://i-spec.jp/
※『月刊アミューズメントジャパン』2022年7月号に掲載した記事を転載しました