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2022年10月25日
No.10003106

フジコー「ドラゴンキャッスル」
絶景に囲まれた巨大アスレチック施設
「三島スカイウォーク」に続く観光名所へ

絶景に囲まれた巨大アスレチック施設

「fujiko」の屋号で静岡県内にパチンコホール6店舗を運営するフジコー(静岡県三島市)は、市内の観光スポット・山中城跡公園の隣接地に巨大アスレチック施設「ドラゴンキャッスル」をオープンした。

フジコーはパチンコホール運営のほか、三島市の大人気観光スポットとして有名な日本最長の歩行者専用吊橋「三島スカイウォーク」や大自然の中でスリリングな樹上体験ができる「フォレストアドベンチャー」の運営にも携わっている。

メディア向けの説明会で宮澤赳浩専務はオープンの経緯について、「弊社は2015年に『三島スカイウォーク』を開業し、地元の三島をはじめ、静岡県の観光誘致に力を注いできた。毎年2500万人もの観光客が訪れる箱根だが、その西側のほとんどが未開拓地となっていた。箱根西麓エリアに県外からのお客様を誘致し、地域の活性化に貢献できればという強い想いがあった」と話す。

「ドラゴンキャッスル」は高さ18m、幅32mの六角柱の巨大な天空タワーアスレチック。城を彷彿とさせるユニークな形状、この地に存在した山中城から「キャッスル」、そして山中城に言い伝えられる田尻池の龍伝説に因んで「ドラゴン」、合わせて「ドラゴンキャッスル」と命名された。

利用客は施設の使用前に安全講習を受け、落下防止のため安全器具を着用する。利用時間は60分。施設は安全講習を受ける地上部、小さな子どもでも遊べる高さ1mのキッズコース、子どもから大人まで楽しめるジャングルジムのような高さ3m、8m、13mのアスレチックコース、高さ17mの展望デッキの全6階層で構成されている。


メインとなるのは3階層に分けられたアスレチックコース。空中でサーフボードに乗ってオールを漕ぐステーション(遊具)やギリギリ一人が通れる15㎝幅の鉄骨を渡って鈴を鳴らすステーションなど、全92のアクティビティを用意している。各ステーションは難易度別に、青・赤・黒と色分けされており、基本的には階層が高くなるにつれて難易度も上がっていく。利用客が自らの頭で考えながら、進みたい方向、チャレンジしたいステーションを選んで遊べる大人のジャングルジムだ。

低難易度で子どもでも楽しめるキッズコースは、全16アクティビティで構成。高さ1mほどの階層を保護者と一緒に進んでいくことができる。キッズコースには、日本で「ドラゴンキャッスル」だけでしか楽しめないクライミングツリーも用意した。ドイツから輸入したトウヒの木を使用した高さ約10m、幹の直径約40㎝のクライミングアクティビティだ。難易度は2種類。安全器具を装着してツリーのてっぺんまで登りきり、たどり着いた証として鐘を鳴らせる。

最上階は展望デッキとなっており、タワーの外周を360度見渡せる。展望デッキでは、アスレチックコースで楽しむ家族を上から見て、一緒に応援しながら楽しめる。また天気が良い日には、世界遺産の富士山や駿河湾、伊豆・箱根の山々を一望できる。

地域活性化を目的として2015年に開業した「三島スカイウォーク」は、関東エリアを中心に年間約140万人が来場する三島の観光名所に成長。「ドラゴンキャッスル」も三島の新たな名所として大きな期待が寄せられている。

富士山の方向を向く、高さ13mに位置する幅15㎝、長さ3.6mの一本橋『富士山詣』

空中から三島の街を一望できる『パノラマピクニック』

※『月刊アミューズメントジャパン』2022年10月号に掲載した記事を転載しました。


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