2022年10月27日
No.10003114
No.10003114
全商協
全商協が全国指導員研修会を開催
参加した16人が今後は各地区で指導員に
全国遊技機商業協同組合連合会は9月27日から28日にかけて、全国指導員研修会を開催。各地区遊商から選ばれた指導員16人が参加した。
この研修会は遊技機取扱主任者が同じスキルで点検確認業務を遂行することを目的としたもの。第三者機関として設立された教育機関である一般社団法人遊技機取扱技能研修センターに研修を委託し、独自のカリキュラムで研修を行った。
現在、全国に中古機を取り扱う組合員販社は526社。その販社に従事する遊技機取扱主任者は2702人が在籍している。その代表として研修を受講した16人は、各地区遊商で行われる遊技機取扱主任者の指導にあたることになっている。
開催に先立ち中村昌勇会長は「第三者機関である遊技機取扱技能研修センターの運営のもと初めて指導員研修を行うことになった。指導員の一期生として、これからたくさんの研修を受講していただく。その成果を各地区に持ち帰り、主任者の指導に取り組んでいただきたい。一期生の指導員として誇りを持って活躍してほしい」と挨拶した。
続いて遊技機取扱技能研修センターの井上幸彦代表理事も挨拶。「みなさまはここで学んだことを各地区遊商で活躍している遊技機取扱主任者の方々に指導するという重責を担っている。これは全国で同じスキルをもって遊技機の点検作業に従事してほしいとしている、行政から全商協への要請に応えるもの。全国の現場で働く主任者の方々の技術向上と業界として必要とされる人材育成のため、これからもご尽力をいただきたい」と述べた。
研修会では実機技能を含む6項目のカリキュラムに加え、日本遊技機工業組合と遊技産業健全化推進機構から講師を招き、ゴトや不正対策に関する講義も行った。終了後には効果測定が行われ、全員修了との報告が全商協に通知された。修了者には後日、修了証とバッジが交付される。今後は各地区遊商で行われる遊技機取扱主任者講習会において指導員として活躍する予定だ。