JeSU
国内eスポーツの市場規模78.4億円
『日本eスポーツ白書2022』刊行へ

一般社団法人日本eスポーツ連合（JeSU）は10月26日、国内eスポーツの市場規模（2021年）が78.4億円に上ったことを発表した。前年比15.5％の伸長。25年には180億円に迫るという。

市場規模を構成する各項目の割合は、「スポンサー」が最も大きく62.7％を占めた。次いで「放映権」（19.8％）、「アイテム課金・賞金」（10.7％）の順。前年と比べて大きく成長した項目は「ストリーミング」（5.1％）で、選手やチームの拡散力が成長要因となったようだ。

試合を観戦したり動画を視聴する日本のeスポーツファン数は、743万人だった。前年比8.4％増。25年には1200万人を超えると見込まれている。


この調査は、JeSUから委託を受けた角川アスキー総合研究所が実施。ユーザー調査をベースに、eスポーツ関連各社の決算情報などから分析した。

JeSUは上記データのほか会員法人へのアンケート調査や、関係者からの寄稿（関係省庁、国際団体、IPホルダー、プロ選手）などを収録した『日本eスポーツ白書2022』を11月30日に刊行予定。より詳細な内容を示すという。


【書籍概要】
書籍名：『日本eスポーツ白書2022』
発行元：日本eスポーツ連合（JeSU）
発売日：2022年11月30日（予定）
価格：10万円（税込み。本体価格9万909円）
ページ数：約250ページ（予定）
頒布形態：光ディスクメディア（オンデマンド印刷が可能なPDFデータを格納）
制作・販売：角川アスキー総合研究所
販売サイト：f-ism（エフイズム） https://f-ism.net