2022年12月21日
No.10003202
No.10003202
ニューギン・アドバンスの新提案
スマスロ登場への期待感高める店内装飾
スマスロ『準備島』に巨大バナーを
いよいよ導入が始まったスマートパチスロ。初期稼働が話題になっている状況で今後への期待も高まっているが、まだその存在を知らない一般ユーザーも多い。そこでニューギン・アドバンスが提案しているのが、スマスロが未稼働の『準備島』などを使った認知度向上策だ。
スマート遊技機の認知度アップへ
スマスロ運用開始初週の11月26日(土)、名古屋市内にあるニューギングループの直営店『パーラーニューギン』(総設置台数455台=パチンコ318台・パチスロ137台)は2日間の店休を挟んでリニューアルオープンした。オープンの目玉はもちろんスマスロ。それまでパチンコ島だった1ボックス36台をスマスロコーナーに変更。『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』3台、『Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!』6台、『スマスロリノヘブン』6台の3機種合計15台を設置した。
同店ではニューギン・アドバンスの『PS併用島』を使用していたため、パチンコ島をスマスロ島に変更するのに半日足らずで終えることができたという。
午前9時。開店と同時に入店したファンがまず目指したのがスマスロコーナーだった。瞬く間にスマスロ15台が埋まっていった。
デザインは自由自在。大迫力の巨大バナー
このスマスロコーナーで来店客の注目を集めたのが、スマスロの実機が並ぶ背面のコーナーだ。ここはまだ実機を設置していない「準備島」。そこに「新時代到来!スマスロ続々登場」などのコピーを謳った装飾バナーを設置した。
これはニューギングループのニューギン・アドバンスが提案するスマスロ専用POP。大迫力の布幕でスマスロへの期待感を高めることを目的としたものだ。同店の店長を務めるパーラーニューギン営業部の加藤弘幸課長はその狙いをこう語る。
「スマスロ準備島に、単純に板張りしてポスターを貼るのではなく、コーナー全体を使って視覚的にスマスロの登場感をアピールすることを狙いました。実際に巨大POPが施工された状態を見て私もその迫力に驚きました。まだスマスロの認知が浸透していない段階ですので、これから順次スマスロが増えていくことを伝えるにはインパクト十分の施策だと思っています」
ニューギン・アドバンスでは、このスマスロ専用POPをホールのニーズに合わせてさまざまな形で提案している。直営店で実施したのはコーナー閉鎖パターンの島囲い用幕だが、ほかにもボックス閉鎖パターン用のボードや通路閉鎖用の幕などさまざまなパターンを用意。いずれも規定サイズを設けていないのでサイズは店舗の要望に合わせて対応可能。コーナー全体はもちろん、コーナーの半分といった装飾にも対応できる。もちろんデザインも自由。『パーラーニューギン』ではニューギングループのマスコットキャラクター『ギンちゃん』をあしらったデザインでブランドイメージ向上も図った。
施工にあたって特別な器具等の設置が必要ないため現場調査は想定していない。データ入稿後に早ければ3日、遅くとも5日で納品が可能。施工時間は3時間程度で済むという。
来春にはスマパチでも。コーナー閉鎖を活かす
『パーラーニューギン』では11月に入ってからリニューアルの店休の案内とともにスマスロの導入を店内で告知してスマスロの認知度向上を図ってきた。加藤課長は「若年層のお客様はスマスロの存在を知っていましたが、高齢層の方の認知度はまだまだ」と話す。
「スマスロという言葉からスマホと連動した機械と勘違いされていたお客様もいらっしゃいました。それには逆に、なるほどと気付かされる部分もありました。今後は巨大バナーを見たお客様からの質問も受けると思いますが、スペックなど難しい説明ではなく、メダルがなくなりますといったわかりやすい説明を心がけていきたいですね。そうした会話のきっかけづくりのためにも、この巨大バナーは役立つと思っています。」
来春にはスマートパチンコの導入も始まる見込みだ。当然、スマスロで見られたようにユニット工事に伴いコーナー閉鎖が必要になることが予想される。ニューギン・アドバンスでは「コーナー閉鎖による売上減というマイナスを少しでも軽減し、ホール様が先行工事にご協力していただけるよう、コーナー閉鎖用装飾提案をはじめとしてホール様のスマート遊技機導入を全面的にサポートさせていただきたい」と意欲を見せている。
※スマスロ専用POPに関する問い合わせはニューギン販売まで。
※『週刊アミューズメントジャパン』2022年12月19日号に掲載した記事を転載しました。