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2025年12月26日
No.10005232

市場分析のプロが解説 今後のパチスロ運用のポイント⑤
BT振り返り-スペック比較と今後の戦略
中野大輔(株式会社メイドインサービス 事業戦略部 部長)

BT振り返り-スペック比較と今後の戦略

今回は、市場導入後半年が経過するBT機種についての実績振り返りと展望です。

まず遊技タイプで見ると導入後30日データで市場平均を大きく上回る稼働を示し、稼働率170〜190%と突出した機種の多くは結果的にBTタイプがボーナス2回セットタイプの機種となりました。

しかし、ボーナス2回セットタイプにおいて高実績の機種に共通する事項から、成功の要因が「ボーナスセットタイプ」というタイプに依存したわけではなく、人気IPによる集客力、初期設置率による市場存在感、そしてコイン単価やベース値、MYなどのスペック設計バランスにあることが示唆されます。AT機種のようなタイトル力・IP人気に依存する初動傾向はあるものの、それだけでは持続性に欠けATより早期に失速するため、BT機の購入判断では「IPの実績・人気よりもスペックの設計値」を基準に選定することがより合理的と考えられます。(シェイク>マジハロ)




また、低単価ながら瞬間的な差玉をノーマル機以上に叩き出すことができるのはBT機種の強みであり、低射幸カテゴリながらMYも評価されたポイントでしょう。(ハーレム・シェイク・アレックス)

さらに「低単価+高ベース+広い設定レンジ」の組み合わせは遊技時間を延ばし、設定推測欲を刺激することで長期稼働と安定収益を両立しやすい構造です。(エヴァ)

そうした中で、現在の「ボーナスセットタイプ」はバランス的な成功例の一つであるといえます。

BT機種のトレンド・スペック傾向についてはこれからというところでありますが、低射幸タイプというカテゴリから遊技可能なユーザーの絶対数は多く、停滞する市場を切り開いてくれる可能性もあります。

実績を形成しつつある「バランスタイプ」「差玉タイプ」に加え、高い遊技訴求価値を加える新規のゲーム性やスペック設計に期待して、BTという新ポジション機種を堅実に育成すべきと考えます。

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文=中野大輔(株式会社メイドインサービス 事業戦略部 部長)