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2018年03月20日
No.10000558

光新星 
リネンサプライ事業を創設
快適なホテル環境をサポート

リネンサプライ事業を創設
現状設備で2500床/日をフォロー。4月に設備拡大を行い、8000床/日 対応可能となる

光新星(大阪府大東市)がホテルにシーツやタオルなどを提供するリネンサプライ業を開始した。近年、カプセルベッドの製造・販売や、ホテル運営など新規事業への参入を積極的に行う同社の展望をホテル事業部マーケティングマネージャーの髙島良和氏に聞いた。


「訪日外国人旅行客の増加などから、大都市圏を中心に宿泊施設の需要が高まっている。ホテル業界では今後、リネンサプライ業の重要性が増すでしょう」(髙島マーケティングマネージャー)

髙島氏は大学卒業後、大手ホテルチェーンに就職。その後、ハイアット・リージェンシー・オーサカやホテルマナーコンサルタント業などで活躍。2016年、光新星がホテル事業に参入する際に、事業部の責任者として招かれた。

髙島マーケティングマネージャー

日本政府観光局が発表している訪日外客数の推移などを見ると、2020年には大都市圏でおよそ4・4万室の客室不足に陥ると予想されている。特に大阪は大都市圏の中でも深刻だと言う。これに伴いリネンサプライ業も、ホテルへの供給が困難になる恐れがあるのだ。

近年はホテル事業を行っているホール企業もめずらしくない。そこで光新星は、いずれ必要となるニーズに応えるべく、リネンサプライ業を新たな事業にくわえた。
 
「業界の中でニーズがあるのであれば、そのお役に立ちたいというのが弊社のモットーです。畑違いと思われるかもしれませんが、70年余りのモノづくりで培った『真心を込めて製品を製造し納める』という姿勢はリネンサプライ業にも通ずる。ホテル業に従事していた私が見ても、弊社社員が持つ使命感があればリネンサプライ業を任せられると確信しています」(髙島マーケティングマネージャー)

同社は昨年11月に本社工場を一部改築。リネンサプライ機器を導入し、6カ月間の社員研修を行うことで、関西エリアであれば安定的に高品質のサービスが供給できる準備を整えた。



2月20日から23日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された第46回国際ホテル・レストラン・ショーにブースを出展。ホテル関係者が集まる中、新事業をPRした。

来場者ホテル関係者からは、「同社カプセルベッドの製造技術は高いと感じた。こうした会社ならリネンサプライも安心して任せられそうだ」との声が聞かれた。

今後の目標として髙島マーケティングマネージャーは、「首都圏や北海道、北陸、九州エリアからもお声をいただいています。2020年までにはこうしたエリアも安定したサービス供給が行えるようにしたい」と語った。



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