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2018年11月14日
No.10000897

シーザーズ(米)
「責任あるゲーミング」アンバサダー導入から15年
ギャンブル依存対策に全カジノに専任スタッフを配置

シーザーズ・エンターテインメント・コーポレーションは、カジノオペレーター業界で先駆けてゲーミングフロアに「レスポンシブル・ゲーミング・アンバサダー(責任あるゲーミング推進の担当者)」を導入して今年15周年を迎えた。

カジノフロアでかねてより取り組んでいたレスポンシブル・ゲーミング・プログラムの拡大を模索していた2003年、ギャンブリング障害の兆候を見せているカジノ客を支援するために、この制度は誕生した。同社の全施設に配置された責任あるゲーミング・アンバサダー(RGアンバサダー)になるためのトレーニングには、難しい会話のロールプレイングと4時間のセッションが含まれている。テーブルゲーム・ディーラーやスロット・アテンダントは、ギャンブリング障害の兆候を見せていると思われるカジノ客を、RGアンバサダーと連絡を取るよう促す。

現在、北米にある同社のカジノには880人のRGアンバサダーが配置されている。また、RGアンバサダー以外の従業員もレスポンシブル・ゲーミングに関するトレーニングを受けており、2017年には5万2500人強が受講。年間の受講時間は延べ7万1000時間を超えた。


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