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2019年11月27日
No.10001453

大都技研
6回目の吉宗大そうじ
表参道周辺で実施

6回目の吉宗大そうじ
終了後に参加者全員で記念撮影

大都技研は11月16日、東京都渋谷区の表参道周辺で「第6回吉宗大そうじat表参道」を実施した。清掃活動で街づくりをサポートするNPOグリーンバードとコラボレーションした取り組みで、表参道周辺での活動は昨年秋に続いて2回目。同社およびパートナー企業の社員やその家族ら106人が参加した。

週末土曜日の午前9時。神宮前交差点近くにあるグリーンバードが運営するコミュニティスペース「subaCO」に集まった参加者は、グリーンバードのスタッフからゴミを拾う際の注意事項などを聞いた。その後、5組に分かれてそれぞれのルートで表参道周辺でのゴミ拾いを楽しんだ。

朝の集合場所。子ども連れでの参加者も目立った

吉宗大そうじは2017年から大都技研が行なっている社会貢献活動。第1回目を同社のヒット機種パチスロ『吉宗』にちなんで、徳川吉宗ゆかりの地、浅草の隅田公園で実施したことから命名された。表参道での活動は、グリーンバードが本拠地としていることから選ばれた。

参加者は好天の中、赤い手袋をつけて歩道や垣根の中などからゴミを見つけてトングで拾った。『吉宗』のキャラクターがデザインされたゴミ袋はピンクと緑の2種類。ピンクは燃えるゴミ、緑は燃えないゴミ。拾ったゴミを同僚のゴミ袋に入れたり、競ってゴミを見つけたり、参加者同士がコミュニケーションを図り、笑顔が広がった。約1時間半後にゴミ拾いを終え、集合場所の善光寺に集結した。

表参道ヒルズ周辺

笑顔でゴミ拾いを楽しむ参加者

集合場所には続々とゴミ袋が集まってきた

この日集まったゴミは38袋・約1720リットル。山本健執行役員は「継続してきていることが大きな力になってきています。最初は社員だけで、その後社員の家族やパートナー企業の方、前回は内定者にも参加していただいた。実際にやってみた人が爽快感や達成感を感じているのでしょう。この広がりを嬉しく思います」と話す。

普段の仕事では関わりのない社員どうしが、部署の垣根を越えて交流できる貴重な場になっているとも言う。「部門をまたいでコミュニケーションをとる機会はなかなかありません。共通のゴミ拾いを通じて、ちょっとしたコミュニケーションが生まれ、仕事に戻った時に、『一緒にゴミ拾いをした人だ』という形で会話が始まっていく。これが仕事にも円滑にいくことに通じるのかなと思います」。
大都技研の山本健執行役員

グリーンバードの福田圭祐代表は「企業によっては1回で終わりというケースが多い中で、年に2回、しかもこれだけの社員の方と、家族や内定者などが参加される例は他にはありません」と評価する。

グリーンバードでは現在、国内80チーム、国外10チームの計90チームほどが活動し、年間参加者数は約3万3000人という。福田代表は、「毎日のようにチームを作りたいという問い合わせが来ますが、何年も続くチームだと思ったチームを選んでいます」と思いを語る。企業も同様で、一緒に長くやっていけるパートナーが理想だと言う。「私たちの思いに共感していただける企業とご一緒したい。大都技研さんも同じ思いで活動していただけていると思っています」

グリーンバードの福田圭祐代表


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