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2020年09月23日
No.10001923

日工組・日電協・全商協・回胴遊商
製造・販売4団体 旧規則機撤去に危機感
21世紀会決議事項の遵守をホール5団体に要請

日工組、日電協、全商協、回胴遊商の4団体が16日、全日遊連、日遊協、同友会、余暇進、PCSAのホール関係5団体に対して「パチンコ・パチスロ産業21世紀会(14団体)決議事項の遵守について」と題した文書を発出した。決議事項にある誓約書未提出のホールや計画的撤去期日を過ぎた遊技機を撤去していないホールがあることに対して強い危機感を示す内容だ。

発出された文書では、5月20日に、これまでに例を見ない異例の措置として国家公安委員会規則が改正され、5月20日以降に検定・認定の切れる旧規則機の経過措置が、規則上1年延長されたことについて、「コロナ禍により遊技業界に関わる企業の存続そのものが危ぶまれる危機的状況の中にあって、業界6団体による令和3年11月末日までの自主的な旧規則機撤去(別掲)の遂行を前提として行政に要望をした結果、自主的な撤去計画を信頼していただき、特段のご配慮のもとに異例の規則改正による経過措置の延長となったことを、皆様方にはいま一度正しくご認識いただきたいと存じます」と改めて説明した。

その上で、規則改正後、直ちにパチンコ・パチスロ産業21世紀会を開催し、21世紀会を構成する業界14団体においても規則改正の前提である旧規則機の計画的な撤去を決議し、最終の撤去日を令和3年11月末日に定めるなど、撤去計画の確実な遂行の遵守を要望した」と規則改正から21世紀会決議に至る経緯を確認した。

その後、21世紀会ではこうした経緯を十分認識し、5月20日以降、改正規則での1年延長に拘わらず、令和3年11月末日を最終撤去期限とし、自主的撤去計画に賛同し、遵守する旨の誓約書の提出をホール経営者に要請した。

16日に発出した文書では「9月15日現在でおよそ99%のホールから提出があったが、未だに100店舗のホールが誓約書を提出していない」「21世紀会の計画的撤去日を過ぎた遊技機を未だに使い続けているホールも散見されている」と問題点を指摘。

「誓約書を提出されていないホールや、改正規則での期間延長の趣旨を没却するような行動は看過されるものではなく、社会や行政からパチンコ業界の信用を大きく損なう結果となりかねない問題でもあります。私どもパチンコ・パチスロ製造・販売4団体は、このような一部のホールの行動に、強い危機感を持っており、これを看過することなく、厳正な姿勢で臨んでいく所存でございます」と警鐘を鳴らした。

最後に、「ホール団体各位並びに傘下のホールの経営者の皆様におかれましては、この度の規則改正に至った経緯とそれに対する業界を挙げて取り組むべき共助の在り方を今一度ご認識いただき、全面的なご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げる次第です」と結んだ。

 
【パチンコ・パチスロ産業21世紀会(5月20日)決議内容】

2020年5月の規則改正の施行日以降2020年12月31日までに当初(規則改正前)検定切れ、 認定切れとなることとなっていた遊技機の取扱いは以下の通りとする

● 高射幸性回胴式遊技機については、それぞれ当初の検定切れ、認定切れの日付までに撤去するものとする。
● ぱちんこ遊技機の羽根モノ、ちょいパチ、甘デジ(TS100未満)及び 回胴式遊技機のノーマルAタイプは、当初の検定切れ、認定切れの日付から7カ月 (210日)以内に順次撤去を行う。
● 上記以外の遊技機については、2020年12月31日までに撤去することとし、2020年5月20 日時点の設置台数の15%を目途に毎月撤去を行う。

当初2021年1月1日以降に検定切れ、認定切れとなることとなっていた遊技機の取扱いは以下の通りとする。

● 高射幸性回胴式遊技機については、それぞれ当初の検定切れ、認定切れの日付までに撤去するものとする。
● 上記以外の遊技機については、2021年11月30日までに撤去することとし、2021年1月31日時点の設置台数の15%を目途に毎月撤去を行う。

これらの遊技機の計画的な撤去を推進するために、新旧遊技機設置比率明細書を遊技機入替の都度担当所轄警察署へ提出することとする。


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