2021年02月25日
No.10002163
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サミーネットワークス
『777パチガブ』が大リニューアル
ホール情報の掲載無料、ユーザーファーストで使いやすく
サミーネットワークスが運営するパチンコ・パチスロ総合情報サービス『777パチガブ』(スリーセブンパチガブ)が2月1日、大リニューアルを遂げた。Webサイトを一新し、新機能も追加。ユーザビリティを大幅に向上させた。
『777パチガブ』は、旧「ぱちガブッ!」の名称で2015年10月に立ち上がったパチンコ・パチスロ総合情報サイト(アプリ)だ。ホールや機種に関する最新情報はもちろん、著名ライターによるブログや動画、パチンコ・パチスロのサウンドをまとめた「パチガブサウンド」やコミックといったエンタメコンテンツも充実している。
5年ぶりとなる今回の大リニューアルでは特に、利用者のアクセスが最も多い機種情報ページを刷新した。ユーザーが知りたい情報をすぐに取得できることを念頭に置き、レイアウトの細部に至るまで工夫を凝らした。
例えばパチスロの解析情報。ページを開くと同時に、ATやA+ARTといったタイプ、初当たり確率、純増枚数などの基本スペックがアイコン表示で目に入る。次に出てくるのは、ファンが最も知りたいであろう設定判別に役立つ情報だ。
777パチガブの運営担当者は、「知りたい情報にアクセスする手間を最小限に省きました。運営サイドには根っからのファンも多いため、ファン目線を併せ持っています。望まれる情報の優先順位を把握した上で、見やすく分かりやすいページに仕上げています」と話す。
777パチガブに攻略情報を提供しているのは、「必勝ガイド」で知られるガイドワークスだ。ベテランから新進気鋭の若手まで多くの人気ライターを擁し、鮮度と確度の高い機種情報を発信。ファンが寄せる信頼は厚い。
「リニューアルのコンセプトにはイージー、カラー、スピードの3点を挙げました。一番は簡単に使えることですが、そのほかにも当社の特色が出るようなデザイン、速度にも力を注いでいます。例えばページに出てくる『PUSHボタン』は当社ならでは。速度ではサーバを強化し、ユーザー端末の読み込みにかかるスピードアップを図っています」
メーカーが発表する新機種は、一定期間を経てからホールに順次導入される。777パチガブは、発表直後から最新の機種情報を公開。その速度も重視する理由は、ファンの関心度を早くから醸成し、導入後の初期稼働につなげるためだという。
ホール情報は掲載無料
実は今回のリニューアルに先立って、ホール情報のページも20年11月に更新した。主な変更点は、ホール各店のページで店舗の特徴をアイコンで視認できるようにしたこと。加えてグランドオープン特集を掲載した。
ホール各店の特徴を示すアイコンは現在65種類。20年4月に原則屋内禁煙となってから、喫煙スペースの有無や加熱式たばこを吸えることを気にするファンが増えているため、そうした特徴を店舗基本情報欄にまとめ、一目で分かるようにした。アイコンの種類はこのほか、台移動OK、共有OK、低貸しありなどがある。
さらに大きな変更点として、プロテラスの『テラスモバイル2』を契約している店舗であれば、「大当り情報」を公開できるようになった。「大当り情報」はこれまで、ダイコク電機の『サイトセブン』経由に限られていたが、情報開示の門戸が広がった。
「新台や部品を買える当社のECサイト『777EC』のアカウントをもつ店舗様であれば、すべて無料で掲載できます。ホールページは当該店舗様だけでなく、グループ店様の情報も載せられます。露出機会を増やし、告知場所の一つに加えていただければ幸いです」
店舗のLINEやTwitter、YouTubeなどの各種SNSアカウントと連携させる方法も拡充。ユーザーの簡単操作でつながれるようになった。
独自機能の優位性
777パチガブには熱心な多くのアクティブユーザーが情報を取得しに訪れる。この閲覧を支えているのが、独自機能の存在だ。
例えばユーザー間で情報を共有できる「カチナビ」。出玉情報や位置情報などを基に、エリアマップに点在する店舗の盛況感を可視化できる仕組みだ。この機能はユーザーが店舗を選ぶ際の助けになるだけでなく、ホールにもメリットをもたらす。ユーザー受けしそうな施策につなげられるからだ。
ユーザーにホール情報の閲覧を促す仕組みもある。「ガブメダル」だ。ガブメダルは家電や『777TOWN』のアイテムなどが当たる抽選に応募できるアプリ内通貨。777パチガブ(アプリ)のログインボーナスのほか、ホールをお気に入り登録する、登録ホールからの新着情報を見る、登録ホールの店舗に行くなどで入手できる。
777パチガブをはじめ、サミーネットワークスが手掛ける各種サービス事業はすべて、オンライン上でパチンコ・パチスロに関心をもったユーザーをリアルのホール店舗に送り出すことを第一義としている。「四号デジタル業態から実機の四号営業へ」──。その実現に向け、今後も改善を図るという。