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2021年12月14日
No.10002560

ぱちんこ広告協議会
台当たり広告販促費は月間2094円
2021年版「ぱちんこ産業広告動態調査」

記者発表するPAAの大島理事長(中央)と広告宣伝WGのメンバー

ぱちんこ広告協議会(PAA)は12月7日、2021年版「ぱちんこ広告動態調査」の結果を発表した。この調査はPAAの広告宣伝ワーキンググループ(WG)が行ったもので、昨年に続いて2回目。8月26日から9月30日までの間、MIRAIぱちんこ産業連盟加盟のホール企業64社と、PAA加盟の広告・メディア企業63社にアンケートを依頼。ホール企業16社と広告・メディア企業22社から回答を得た

それによると、2020年のホールの台当たり月額広告販促費は平均5782円で、外れ値を除外すると2094円だった(最大3万5000円、最小50円、中央値1842円)。この結果から、遊技機総台数を約400万台でシミュレートした業界全体の広告販促費の年間総額は1005億円(外れ値を含めると2775億円)になる。

広告販促業務については、基本的に各店舗が対応して一部を本部で対応している企業が62・5%、本部と店舗ですみ分けてそれぞれが半分程度対応している企業は18・8%、ほぼすべて各店舗で対応している企業は12・5%、基本的に本部だが一部を各店舗で対応している企業は6・3%だった。

広告規制の定期的な教育については、定期的に実施しているホール企業が31%、したことがないが6%、今はやっていないが63%だった。

広告宣伝WGのメンバーで東洋大学現代社会総合研究所の柳井猛晶参与は「今回の調査からは広告販促費の売上比が上昇している可能性が示唆され、広告効果や販促効果の著しい減退が考えられる」と総括。広告規制に関するトピックについての質問では「広告関連法についてほとんど関心がもたれていなかった」と述べ、「広告規制は業界独自のルールのみならず、国内産業のすべてに適応される関連法を検討する必要性がある」と訴えた。

パチンコ産業では広告宣伝の実態を俯瞰的に把握し、客観的に議論できるデータが乏しいことから、PAAでは今後も調査を継続していく方針だ。


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