ライター女子図鑑①　Female budding writer of Pachinko&Pachislot
元アイドルが勧める負けないパチンコ。
パチンコ必勝ガイド 岡田ちほさん

今年活躍しそうな女性ライターが語るこのコーナーの第1回目は、岡田ちほさん。元アイドルという美貌に加え、一つのことに打ち込める芯の強さが持ち味だ。

中学2年生の時、タレント事務所のオーディションに合格しました。最初の仕事はCMのエキストラ。テレビやDVDのドラマにも出させていただいていました。そんな活動をしているうちに、『虹色スイッチ』というアイドルユニットのメンバーになったんです。

ライブは、渋谷のSpotify O‐EASTやルイード、秋葉原の石丸電気なんかで。ステージのほか、握手会や物販もあって、それなりに大変なお仕事でしたが、月給制じゃなくて1日1000円くらいのお給料でした（笑）。テレビの中のアイドルと私たち地下アイドルは思った以上にギャップがあるなぁと思いましたが、5年間頑張って続けました。

実は、アイドル時代にハマっちゃったのがパチンコなんです。親友に誘われて行ったのが最初でしたが、そのうち一人で行くようになって。私にとってパチンコ屋さんは、仕事の大変さやイヤなことも全部忘れさせてくれる”癒やしの空間“でした。仕事がない日は毎日のように打ちに行って、結構負けていましたね。もちろん事務所には内緒（笑）。

その後、短い充電期間があって、パチンコ屋さんでアルバイトスタッフをしたり、単発のモデルの仕事なんかをしていたんですが、またオーディションを受けることにしました。avexと千葉ロッテマリーンズが共同して作った球界初の売り子アイドル「マリーンズカンパイガールズ」という野球場でビール販売をしたり、歌って踊るユニットです。

生ビールのサーバーって重いんですよ。1樽で20杯分くらい入っているんですが、これが10㎏以上もあって、試合中は通路をびっくりするぐらい往復するので、すぐ腰が痛くなっちゃう（笑）。私は当時、八王子の自宅から海浜幕張まで往復4時間・3000円かけて通っていたのですが、カンパイガールズの給与形態は他のアルバイトさんと同じなんです。だから最初の2樽分は、交通費の差額で消えていました。

販売記録は、半額デーの約300杯。アイドルユニット時代のファンが試合に来てくれたり、常連さんができたり、捻挫をした時に「座ってていいから」ってお客さんの方から買いに来てくれたりと、一生忘れられない活動になりました。


最初のパチンコ関係のお仕事は、エハラマサヒロさんのCS番組『パチバラ』のゲスト出演。「大好きなパチンコを極めるためにライターになりたい」と考えていた私に、この番組がきっかけで業務提携させていただいたKYORAKU吉本.さんがガイドワークスさんを紹介してくださったんです。

ちなみに『パチンコ必勝ガイド』での初仕事は付録DVDでのトーク企画。しかもいきなりチャーミー中元さん、かおりっきぃ☆さん、ゼットン大木さんという大先輩との対談…めちゃくちゃ緊張して何を話したかよく覚えていません（笑）。

同じガイドのライターのバイク修次郎さんが私の師匠です。『新海物語』だけで、年間プラス900万円を稼ぎ出した方で、パチンコで負けていた私に“ 勝つための打ち方”を教えてくれました。修次郎さんのようにガチのパチプロにはなれないけれど、「パチンコは勝てる、負けないことで長く楽しめる」ということを、ファンの皆さんに伝えていけたらいいなと思っています。








おかだ・ちほ
東京都出身。1月2日生まれ・山羊座・A型。『パチンコ必勝ガイド』『パチンコ必勝ガイド MAX』でコラム「リアルガチの日常」などを連載中。元グラドルとして『パチンコ必勝ガイド VENUS』などで水着姿も披露している。

※『月刊アミューズメントジャパン』2022年3月号に掲載した記事を転載しました。