2024年01月10日
No.10004054
No.10004054
日遊協 西村会長 依存問題対策への意欲を示す
西村会長は「スマスロ、スマパチに続いて日工組、日電協がよりよい遊技機を開発し、ファンの拡大に向けてご尽力くださっている。日遊協としても、ファンの拡大という永遠のテーマについて今年もしっかりと努力していきたい」と述べた。
日本遊技関連事業協会は1月9日に都内のグランドアーク半蔵門で定例理事会と新年賀詞会を開催した。
定例理事会では、ギャンブル等依存症対策推進基本計画(令和4年3月変更)に基づく施策の中で未実施である、新たな標語の策定、自己申告・家族申告プログラムの申告手続きの利便性向上(チェーン店の一括申告など)の仕組みづくりについて、依存問題PTを中心に議論を進めてきた案が報告された。日遊協は同案を、1月30日に開催される21世紀会に提出する予定。また、大和商事株式会社(千葉県習志野市、大城元教代表)、株式会社パオン・ディーピー(東京都北区、山本健代表)の2社の入会が承認された。
定例理事会後に開催された記者会見で西村拓郎会長は、日遊協含め各業界団体が昨年、パチンコ依存およびパチスロ依存問題の相談サービスを提供している認定特定非営利活動法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)を訪問したことに触れ、「日遊協が担当する自己申告・家族申告プログラムを含め、今年もしっかりとギャンブル等依存対策に取り組んでいきたい」と述べた。
同日開催された新年賀詞会には、遊技産業議員連盟会長の田中和徳衆議院議員、同連盟顧問の平沢勝栄衆議院議員が来賓として祝辞を述べた。
文=アミューズメントジャパン編集部