2025年05月22日
No.10004846
No.10004846
ぱちキャラ!オンライン/大宏
細部までこだわった「ぱちどーる」最新作|「ゆるぜうす」「ゆるはーです」
パチキャラフィギュアの第3弾
景品から装飾品まで数多くのパチキャラグッズを取り扱う大宏が運営するECサイト「ぱちキャラ!オンライン」で、大好評のグッズ「ぱちどーる」の最新作が発売される。第3弾として登場するのは「ゆるぜうす」と「ゆるはーです」。担当者にフィギュアへのこだわりや製作秘話を聞いた。
「ぱちどーる」は、全高12センチで手のひらサイズのパチキャラフィギュア。どちらも初回生産分は完売し、再販するほどの人気製品となっている。
昨年5月に第1弾として「ジャグラー」と「ツノっち」が、6月には第2弾として番長シリーズの「コパンダ」が登場。今回、第3弾として発表されたのが「ゆるぜうす」と「ゆるはーです」の2体。神と冥王がゆるキャラとして描かれたデザインをフィギュア化した。
「『ぱちどーる』では、各メーカー様のアイコンとなるようなキャラクターをフィギュア化していきたいと考えています。今回はユニバーサルエンターテインメント様の数ある人気IPの中から、『GOD』シリーズを製品化させていただきました」と話すのはエンタメ事業部の佐藤哲也さん。
遊技機化や商品化でファンに認知されている「ゆるぜうす」と「ゆるはーです」。フィギュア化にあたり、それぞれ細部までこだわった仕上がりとなった。
「『ゆるぜうす』を製品化するにあたって苦労したのは、全身の色ですね。本来『ぱちどーる』は塗装せずに成形色で表現していますが、思うような発色が得られませんでした。ゼウスの神々しさを実現するため、最終的に最も美しく表現できる彩色を採用し、金色を表現しました。この色合いに辿り着くのは一苦労でしたね」(佐藤さん)
少しうねりのある髪型や髭部分、目のくぼみなどの見た目も何度も調整。イラストではなく、立体的なフィギュアだからこそ感じられるリアルさを追求した。
「ゆるはーです」については、「兜や鎖部分などの細かいデザインを表現するのが難しかったです。マントは真っすぐではなく、曲線を描くようにすることで、ふくらみを帯びているようなリアルさを出すことができました。色に関しては『ゆるぜうす』とは違い何種類も使うので、版権元様にアドバイスをいただきながら、調整を重ねて完成しました」と製作の過程を話してくれた。
「ぱちどーる」は、例えるならたい焼きのように2つの金型に入れたラバー素材を合わせて一体のフィギュアを作成。「ゆるはーです」の角やマントなどの部分は2つの金型だけでは再現できないため、別の専用金型で作成し、それを組み合わせることで細部までこだわったフィギュアとなっている。
パッケージにもこだわりがある。第1弾、第2弾と統一感のあるデザインで、キャラクターのイメージによってカラーを変更。箱の上部は光を取り込めるようクリアになっており、販売やコレクションとして飾ったときの見栄えも良くなるようにデザインされている。
「『ぱちどーる』は造形や彩色の技術の工夫などで、キャラクターの魅力を存分に引き出すことができていると自負しています。『ゆるぜうす』と『ゆるはーです』だけでなく、『ぱちどーる』というシリーズのフィギュアを一人でも多くのパチンコ・パチスロファンに手に取ってもらえると嬉しいです」(佐藤さん)
商品の発送は6月上旬を予定している。また現在、第4弾も進行中だという「ぱちどーる」。次はどのメーカーの、どのキャラクターがフィギュア化するのか、そしてその作りにも注目してみてみたい。
購入はこちらのURLから
◆「ぱちキャラ!オンライン」HP
https://www.taikonet.co.jp/
文=アミューズメントジャパン編集部