2018年11月19日
No.10000906
No.10000906
オッケー.
新規則機市場を拓くゲーム性
『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』に期待高まる
オッケー.は11月9日、愛知県内のサンシャインKYORAKU5店舗で、新機種『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』のフィールドテストを開始した。話題は、新規則機で初めて大当たり確率が1/319であること。そして、旧規則機に勝るとも劣らない小当たりRUSHの瞬発力だ。一般導入は19日から始まった。
サンシャインKYORAKU栄(名古屋市中区)では、4円貸しコーナーに17台、1・25円貸しコーナーに3台、『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』を導入した。「午前8時に整理券を配布、9時オープン15分前の再整列時には長い列ができました」(中村稔店長)。
ファン向け情報誌で予習をしてきたという20代の男性は、「新規則機の小当たりRUSHのパワーを実感してみたくて並んだ」と話す。
『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』は、大当たり確率約1/319・7、確変突入率60%・継続率60%というスペック。確変中は最大出玉(払出し個数)である約1500個を獲得すれば、必ず小当たりRUSH『超蒼剣RUSH』に突入する。
その期待値も約1500個で合計約3000個。旧規則機における大当たり1回の払出し個数の上限である2400個を凌駕する。RUSH性能は約24個/Gと、まさに「どこまで出玉が増えるのかわからない」というシームレスな期待感をプレイヤーに抱かせてくれる。
「スペックやゲームフローに夢がある機種だと思います」と中村店長は期待を込める。もちろん、新規則機は「旧規則機よりも低投資で長く楽しめる」というのがコンセプトなので『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』も旧規則機より射幸性が高いわけではない。しかし、小当たりRUSHのゲーム性を上手に生かした「出玉感の演出」にかけては、非常に秀でた機種と言える。
「メインターゲットは、比較的若い人ですが、ゲーム性の面白さやコンテンツの知名度からも、年配層も含め幅広いお客様に打っていただける機種。自店でも主軸機のひとつとして育成したいと考えています」
「新規則機は、出玉が旧規則機の約3分の2になってしまいファン離れを助長する」とネガティブに捉える業界関係者は多い。しかし、最大出玉が2400個の機種と1500個の機種は設計思想がそもそも違う。この違いをユーザーがどう受け止めるかは、今後市場に続々と登場する新規則機次第だが、『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』の仕上がりを見る限り、「ファン離れ」は懸念に過ぎないように感じる。
現在多くのユーザーが望んでいるのは「ハイリスク・ハイリターン」ではなく、「適度なリスクに応じた適度なリターンと、ほど良い夢も追えること」だ。『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』は、そんなユーザーの望みを叶えてくれるポテンシャルが十分にありそうだ。
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