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2018年12月05日
No.10000934

ゲンダイエージェンシー
パチンコユーザーにダイレクトに広告配信
ホール向けDSP広告『PachiAd』(パチアド)

パチンコユーザーにダイレクトに広告配信

パチンコ業界に特化した広告会社として20年以上の実績を持つゲンダイエージェンシー。時代に合わせた最先端の広告手法を、業界の要望に合わせてアレンジすることで確固たる地位を築いてきた。そんな同社が手掛けるパチンコ業界特化型WEB広告『PachiAd』は、同社が持つ680万のパチンコユーザーデータと位置情報を掛け合わせた独自の広告手法だ。


技術革新が進むWEB広告は、マーケティングやブランディングなど経営戦略上欠かせないツールに成長している。直近の調査によれば、日本人のインターネット利用率は83・5%(※1)、1日のインターネット接触時間は174・5分(※2)。特にパチンコ・パチスロのコアユーザーである20~40代の実に65%以上が、テレビや新聞よりもWEBを重要視していると答えている(※3)。

一方で、パチンコ・パチスロ関連のWEB広告はギャンブル系とみなされて、他の業種に比べて開放されている広告枠自体が少ない。また遊技人口は総人口の1割程度で、既存のWEB広告では広告の無駄打ちが避けられない。

そうした業界を取り巻く広告・宣伝の環境の中で、ゲンダイエージェンシーが提案するのはパチンコ業界に特化したDSP広告『PachiAd』だ。DSP(Demand Side Platform)とは、WEB広告の効果を最大化するプラットフォームのこと。従来型の「広告枠」を指定して配信する広告ではなく、「狙った人」に対して広告を配信するのが特徴だ。

複数のネットワークを横断し、ユーザー個々のインターネット閲覧行動や属性、興味、関心などに合わせて広告を表示するため、商材によりマッチした人に対して広告を打つことができる。広告主は配信したいターゲットと予算を設定してバナーを入稿すれば、自動で最適なターゲットに対して広告を配信できる。


業界最大級のデータベース

その背景として見逃せないのが、同社が運営する2つのポータルサイト『パチ7』と『777』(スリーセブン)だ。ユニークユーザー(UU=決まった集計期間内にWEBサイトに訪問したユーザーの数)は『パチ7』が210万UU/月で『777』が73万UU/月。合計月間約300万人のパチンコ・パチスロユーザーの行動傾向が収集できる。これまで蓄積されたデータは約680万UUと業界最大級のデータベースになり、遊技人口が約900万人と言われる中でかなりのユーザーにダイレクトに情報を訴求できることになる。

一般的なDSP広告では公営ギャンブルユーザーなども含んでいることが多く、『PachiAd』のように純粋なパチンコ・パチスロユーザーに向けたDSPは他に見当たらない。

『PachiAd』にはプラスαの拡張機能がある。「パチ7」や「777」の訪問者以外にも、彼らと同様の行動をとっている人をターゲットにできる機能だ。これにより、パチンコと親和性の高いWEB利用者までをほぼ網羅できる。

同社が運用する他媒体のディスプレイ広告では、クリック率が0・1%にも満たないことも多い中、『PachiAd』では平均0・5%程と、親和性の高いユーザーに配信している同サービスならではの結果が現れている。


位置情報でユーザーを絞り込み

WEB広告の高度化に伴い注目を集めるのが、位置情報と連動した広告だ。外出先でスマホを使い調べものをしていたら、閲覧サイト上に近所のお店の広告が現れたりする広告配信サービスなどのこと。これはGPSなどの位置情報を使ったサービスで、スマホの提携アプリなどから位置情報を得ている。
 
『PachiAd』では、GPSで得たエリア情報をもとに店舗独自の自由な配信エリアを作成。例えば、パチンコA店の敷地を囲うと、そこに来たことのある人に対して情報を配信する。

一方でGPSやWi‐Fiなどから得られる位置情報は端末の設定に依存することからユーザー数に限りがある。そのため自由に設計できる反面、その地域全員に配信することは不可能だという。技術の進歩が早いWEB業界において位置情報サービスが注目されているが、「パチンコホールなど、限られた商圏で位置情報の配信のみに頼るのは危険」とゲンダイエージェンシーは指摘している。

同社には約680万のユーザーデータがあるため、これを併用することで、位置情報の限りあるユーザー数をカバーできる。技術先行ではなく、あくまでも集客を目的とした同社の姿勢が感じられる。

『PachiAd』は、位置情報を利用したパチンコホールマーケティングツール『PS‐CIM』とも連携している。『PS‐CIM』は位置情報を利用して来店客が自店舗とどの競合店を併用しているのかなどを可視化。競合店来店客の居住地域までも分かるため、今まで見えなかった商圏分析が可能だ

『PS‐CIM』の情報をもとにした配信サービスでは、自店客と競合店訪問者に対して直接DSP広告が打てる。


利用しやすい料金設定

『PachiAd』の利用料金は通常のDSP広告とは異なり、出稿金額に下限を設けていない点が大きな特徴だ。そのため自由な予算で出稿が可能で、ホールの戦略に合わせてゲンダイエージェンシーが出稿プランを作成してくれる。導入ホールからは「配信手法やレポーティングまで、明快で納得がいく」「エリアの中での占有率が上がった」といった声が聞かれているという。

同社のWEB広告の扱い高は2013年から2017年の4年で10倍以上の伸びを見せている。しかし、効果的な集客のためにはWEB以外も大切だと同社は言う。

「WEB広告と折込チラシは訴求する年齢層・ユーザーが違うので、組み合わせて使うことが大切です。弊社の取り扱いでも、チラシとWEB広告を併用するホール様がほとんどです。さまざまな広告媒体を横断して、トータルに提案できるのが弊社の強みですのでご相談ください」(ゲンダイエージェンシー担当者)

【出典】
※1 総務省/平成28年 通信利用動向調査
※2 博報堂DYメディアパートナーズ/定点調査2017
※3 財団法人新聞通信調査会/メディアに関する世論調査2016




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