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2019年03月04日
No.10001053

白川商事
破竹の勢いで開業する注目のFC
デイサービス施設『リゾート アロハ』

破竹の勢いで開業する注目のFC

『リゾート アロハ』は、ホール企業の白川商事(岐阜県白川町)が展開するデイサービス※。2016年介護事業に参入、直営施設(岐阜県可児市)は稼働率85%の安定経営を続けている。18年までに岐阜県内にFC施設2カ所が開業、全国展開を始めた今年は、8カ所が新たに開業される。FC事業が順調に発展している最大の理由は、ホール経営で培ったノウハウ。そして、飽和状態の小規模施設ではなく、定員30人という新規開設が容易な中規模施設である点だ。

今年開業されるデイサービス『リゾート アロハ』8施設のオーナー企業は、ホール企業4法人、パチンコ関連企業1法人、建築関連企業1法人、介護関連企業1法人、既存加盟企業1法人(増店)という内訳だ。圧倒的に多いのがホール企業で、その他もホール企業からの紹介というものが少なくない。

「ホール企業様にぜひ、FC加盟していただきたい」と話すのは、デイサービス『リゾート アロハ』店舗開発マネージャーの松尾太二さんだ。「ホール企業様は接客力に優れ、徹底的な省力化をしつつお客様に喜ばれるノウハウがあるので、成功率が高いんです」。

本部と直営施設1カ所を運営する白川商事も元々ホール企業。ホールで積み重ねた接客のノウハウを生かし『リゾート アロハ』のFCを展開している。

トレーニングマシンやパチンコなどのリハビリ設備も充実。
省力化のキーポイントとなる通所者の自発的行動を誘発するツールとして施設内通貨「レア」を導入した。
運動や娯楽をするたびに報酬としてもらい、施設内のカフェなどで使える(可児市の直営店で)

「従来の施設は、入浴や食事も事務的で、介護プログラムもお仕着せ。『リゾート アロハ』では、浴室は個室タイプで4種類から選べますし、食事も毎食2種類から選択可能。プログラムは『楽しい』がコンセプトで、いつ何をするかは通所する方が決めます」

定員30人・85%稼働のビジネスモデルのイニシャルコストは上の表の通り。このほか、ロイヤリティが1カ月10万円かかる。立地条件にもよるが、売上げは安定期で年間約6500万円、営業利益約2000万円を想定。直営施設(岐阜県可児市)の場合6人で運営、施設長以外はすべてパートスタッフと、人件費抑制の実現、安定経営の一因となっている。




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