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2019年05月30日
No.10001212

J.G.コーポレーション
禁煙後の店内空気環境を提案
換気自動制御システム『NOAH Evolt』(ノア・エボルト)

店内の空気の状況がひと目でわかる『NOAH Evolt』の制御盤

来年4月からの屋内全面禁煙化に向けて、多くのホールで喫煙専用室の設置などを検討している。しかし営業面で見れば、屋内禁煙後にどう集客するかまで考えなくてはいけない。そんななか、J.G.コーポレーションでは換気自動制御システム『NOAH Evolt』で、禁煙後の店内空気環境のあり方を提案している。


J.G.コーポレーションではこれまで、『スカイフレッシュ』の商品名で多くのホールに空気清浄機を販売してきた。さらに近年は換気自動制御システム『NOAH』で店内空気環境の改善に貢献。直近では健康増進法の改正に対応して喫煙室用ワンパス脱臭装置『OP100』を開発し、喫煙専用室内の空気環境対策にも乗り出している。

しかし、こうした一連の空気環境対策機器は、同社が目指す「室内の空気環境を考える会社」という経営理念を具現化する手段に過ぎない。ホールにとっていま目前の課題は喫煙専用室かもしれないが、禁煙化後のホール全体の空気環境のことを考えるのがJ.G.コーポレーションという会社だ。

そんな同社が禁煙化後に向けてホールに提案しているのが、『NOAH』の進化形である『NOAH Evolt』だ。

『NOAH』は室内温湿度センサ、外気温湿度センサ、IAQ(インドア・エア・クオリティ)センサの3つのセンサで店内の空気の状態を監視し、自動で最適な換気量に制御するシステムだ。CO2センサを加えた『NOAH Evolt』では、遊技エリア内を禁煙にした場合、喫煙専用室出入口の境界面風速0.2m/sを確保する風量制御を行うほか、各喫煙専用室の風量に応じてホール全体に取り入れる外気を調整してホール内の陽圧(※)を維持する。喫煙専用室が未使用でも残留臭気を感知して風量を制御。喫煙専用室からの残留臭気によるホールへの臭い漏れも防止する。

島上に設置された各センサで空気の状態を把握する

もうひとつ注目したいのが省エネ効果だ。店内禁煙になった場合、タバコの煙がない店内では大容量の換気量で朝から空調を行う必要はなくなる。夏の電力ピーク時には、デマンドコントロールによって強制的に空調をオフにするのではなく、『NOAH Evolt』で換気を自動制御することでトータルの排気風量を大幅に削減できる。それにより空気環境保全をしながら空調冷熱負荷の軽減が可能になり、従来の『NOAH』よりもさらに電力使用量の大幅な削減につながる。

例えばいま、喫煙ブースや喫煙専用室の設置が前提になっているが、『NOAH Evolt』を使えば、店内の一区画をパーテーションで区切り、排気口へ向けた空気の流れを作るだけで風速0.2m/sの境界面風量という規制をクリアした喫煙コーナーとすることも可能だ。

J.G.コーポレーションの渡邊秀太経営企画室室長は「禁煙後のホールの空気環境と省エネを考えていく上で換気はとても重要なポイントです。また喫煙専用室についても既存の設備を利用するなどさまざまなパターンをご提案できると思っています」と話す。

換気をキーワードにさまざまな価値を提供する会社。そんな企業こそ、これからの時代に必要とされているのではないだろうか。


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