No.10002460
話題のFCビジネス
『LET’S倶楽部』97%が異業種から参入する介護FC
ホール企業の参入実績が多数あり地域社会にも貢献
QLCグループは、リハビリに特化した半日型デイサービス『LET’S倶楽部』と、日常生活動作訓練型の1日型デイサービス『ブリッジライフ』を展開している。現在2つの業態を合わせて170店舗(直営・FCの合計)、コロナ禍でも成長を続ける介護事業として注目を集めている。
※QLC販売株式会社は出光興産株式会社のグループ会社です。
昨年前半、国内で新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃は、外出を控えた高齢者が多く、デイサービス事業にも影響を及ぼすことが懸念されていた。しかし、その後厚生労働省が「体が弱らないように」と介護施設への通所を推奨したことも追い風となり、QLCグループのデイサービス事業は順調に店舗数を増やしている。
日常生活に必要な動作の
機能回復をサポートする
『LET’S倶楽部』は、高齢者を対象としたリハビリ特化型のデイサービス(通所介護)。食事や入浴などの日常生活支援を受ける一般的なデイサービスとは異なり、要介護認定者の機能訓練に特化しているのが特徴だ。
機能訓練は筋肉を鍛えるのではなく、老化によって使われなくなった不活動筋や神経を刺激するもの。リハビリマシンを使ったトレーニングプログラムを提供することで、「立つ」「座る」「歩く」「着替える」などの日常生活に必要な動作の機能回復をサポートする。
『LET’S倶楽部』は、より効果的なリハビリが行えるように随時プログラムの充実を図っている。最近力を入れているのが個別機能と口腔機能の訓練で、大学教授や医師等と共同開発した豊富なプログラムが好評だ。「パタカラ体操」は、口周辺の筋肉や喉を刺激、自立した生活に必要な「しっかりと食べる力」を養うとともに、誤嚥の防止にも役立ててもらっている。
今後20年安定した成長が
期待できる介護ビジネス
2045年には、65歳以上の高齢者の比率が36・8%になり(内閣府の推計/2019年)、今後20年以上は介護ビジネスの市場が右肩上がりに成長していくと予想されている。当然、多くのフランチャイザーが事業に参入してレッドオーシャンの様相を呈していくはずだが、『LET’S倶楽部』は、こうした中でも安定した成長が期待できるさまざまな特徴をもっている。
そのひとつが、自社で開発したシステムによって、施設運営の効率化や収益力アップを実現させていること。また、開業前のエリアリサーチや物件選定、事業計画書作成、施設レイアウト作成、内外装工事手配、行政への各種申請、スタッフの採用・研修、各種マニュアルの提供、ホームページ作成、販促活動などをトータルで支援してくれる。
加盟法人は、97%が異業種から。大半が月150万円以上の利益を上げ、初期投資を平均28カ月で回収している。ホール企業の多くは複数店舗を経営することで、新規則機への入替えやコロナ禍の影響による減収をカバーしている。
近年、地域や社会に貢献することが、ホール企業にますます求められるようになっている。『LET’S倶楽部』は、地域の高齢者の健康を守ると同時に、コミュニケーションの拠点としての役割も果たす。社会に役立ちながら報酬を受けられるという点でもホール企業にとって非常に魅力のある事業と言えそうだ。
QLC販売株式会社
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